《 妙喜庵 》 は、事前に往復葉書での予約申し込みが必要で、
この日、14時15分が指定された見学時間です。
※妙喜庵(みょうきあん)は京都府乙訓郡大山崎町にある仏教寺院。
ここには、国宝の茶室「待庵(たいあん)」があります。
現在、国内には国宝の茶室が三棟( 待庵、犬山の如庵、大徳寺の密庵 )があり、、
利休の作として伝えられる確かなものは待庵のみ、日本最古の茶室建造物。
見学は私達3名のみ、丁寧な説明をして頂きました。
( 内部の写真撮影は禁止 )
このあと、お友達2人は京都駅から新幹線で帰京、お別れです。
お天気に恵まれて、何より紅葉もちょうど見頃、とても楽しい3日間でした。
ぜひ又、ご一緒しましょ。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
そしてその翌日のこと、同じく、事前予約が必要な 山崎の 《 聴竹庵 》、
今回、事前にはまったく予約が取れませんでしたが、チェックすると、
直前に「1名キャンセル」が出ていて、運よく見学できる事になりました。
( 室内写真は、許可証の依頼提出をして撮りましたが、ネット掲載は出来ません )
※聴竹居…日本の近代建築20選の建物。
大正から昭和にかけて活躍した建築家、藤井厚二が、日本の住宅の理想を
追求して建てた私邸で、昭和3年に作られた環境共生住宅の原点といわれる建物。
数寄屋造りと欧米風のモダニズム建築との融合。
何より 「 風の気流や太陽の採光など自然の力を生かし、工夫をしている。」
2017年6月、国の有形重要文化財に登録された。
玄関
外観
昭和の初期とは思えない数々の工夫をこらした、素晴らしい邸宅でした。
※聴竹居
↓ このあと、近くの観音寺・山崎聖典まで歩いて行きましたが、
9月の台風の被害に遭っていて、山門なども修復中でした。
( 前述の、妙喜庵( 待庵 )や聴竹居も、修復予定との事でした。)
まさに、今年の漢字に選ばれた【 災 】 の年…。