3月27日
富士市の浮島ヶ原自然公園で
サワトラノオの植生調査が行われました
サワトラノオとは
サクラソウ科 オカトラノオ属
原野や川岸の湿地に生える多年草です
5月、可憐な白い花を咲かせます
レッドデータカテゴリ
環境省;静岡県 絶滅危惧1B類(EN)
絶滅 東京都、千葉県、三重県
絶滅危惧1類 埼玉県、福岡県、佐賀県、熊本県、宮崎県
絶滅危惧2類 鹿児島県
※カテゴリがない都道府県ではこれまで自生が確認されていない場合が多いです。
たくさん自生しているというわけではありません。
まずはサワトラノオの現在の様子を確認します
そのほかにも踏んではいけない植物
ヒキノカサなどを確認
それぞれグループに分かれて
調査開始です
見つけた株の近くに目印をつけます
同じ絶滅が危惧される植物
ノウルシの群生の中にもたくさん見つかりました
全体で1万株ほどみつかったようです
本州ではこれだけの数の自生が見られるのは
この浮島ヶ原自然公園だけです
今は引っ越しして実家から遠くなり、なかなか野山には行けないのが残念です。
出来るだけ暇を見つけていくのですが、それでも実家でなくても一時間はかかります。
このあたりには山はなく(歩けばかなり遠いです。
都会のような田舎のような中途半端なところにすんでいます。
いつもありがとうございます。
全体で1万株ということですが、よく数えましたね。
ここでどんどん増えていくと良いですね。
サワトラノオ貴重な水性植物のようですね、
オカトラノオなどと違いまっすぐに伸びて咲いてるのですね、
まだ見たことがないので是非出会ってみたいです。
トラノオ属は似た花が多いですね。
野原に咲いているのはオカトラノオ、湿地に咲いているのがヌマトラノオだと思います。
花が咲くのは5月頃なんですよ。花の写真は昨年のものです。
我が家も、バスか電車に乗らないと山は遠いですよ。港はすぐ近くなんですけどね。
すぐ近くに自然があるのはいいですよね!
数を数えるのが植生調査なので・・・参加は30人ほどでした。
本当にたくさん増えて欲しいです。
埼玉にも群生地があったようなのですが、自生は絶滅したのではないか、と言う話です。
ただ、栽培されたものがたくさんあるようですよ。
本当に貴重な植物なんですよ。
自生を確認された地域自体が少ない上、絶滅してしまった地域も多いんですよ。
5月頃、富士市にある浮島ヶ原自然公園においでになれば、
どなたでも、無料で、すぐ近くで見て、触れることができますよ。
公園で自生を確認調査をして絶滅を防ぐ取り組も大変ですね
haruさんも調査に協力されているのですか
自生している個体が少なくなると、たとえどんなにたくさんの栽培種があっても絶滅危惧種になってしまいます。
このサワトラノオは栽培もかなり難しいのだそうです。
私も参加させていただきました。
ずっと下を向いての湿地歩きは思ったより大変でした。