14日は、渋谷の清水学園にて、秋季きもの大学の講師として、長襦袢・半無双袖、羽織の衿の始末、袷長着・衿先の本どめ等の講義と実演を行いました。
その中の「半無双袖」について、簡単に説明します。
20年位前まで、お正月になると、若い女性や女の子がウールの着物(アンサンブル)を着て、初詣に出掛ける姿がありました。
その着物の下に、ウールのモスの長襦袢を着ます。
その長襦袢の袖を「半無双」で作ることが多かったのですが、
今では、あまり作ることはありません。
「無双」というのは、表と裏を同じ生地で仕立てることです。
その際に、生地が不足するために、裏側だけ半分生地を使う縫い方です。
技術的には、難しいところはありません。
ただ、裏地の使い方が、女物では振りに、男物では口側に使います。
男物の表側です。
裏側です。
岩本和裁専門学校ホームページ
その中の「半無双袖」について、簡単に説明します。
20年位前まで、お正月になると、若い女性や女の子がウールの着物(アンサンブル)を着て、初詣に出掛ける姿がありました。
その着物の下に、ウールのモスの長襦袢を着ます。
その長襦袢の袖を「半無双」で作ることが多かったのですが、
今では、あまり作ることはありません。
「無双」というのは、表と裏を同じ生地で仕立てることです。
その際に、生地が不足するために、裏側だけ半分生地を使う縫い方です。
技術的には、難しいところはありません。
ただ、裏地の使い方が、女物では振りに、男物では口側に使います。
男物の表側です。
裏側です。
岩本和裁専門学校ホームページ