小紋柄というものは柄の出方次第で、出来上がりが、
大きく変わるものもあります。
これは、菱型の連続模様ですが、一つの菱型が大きいので
横の列を合わせることにしました。
おくみ付け、脇が絵羽小紋のようになりました。
表地は縮緬で、表と裏の釣り合いが良く取れた仕立です。
着物でお出かけするには、これからはちょうど良い季節です。
落語が好きな方ですので、寄席見物などとても
素敵な装いとなることでしょう。
岩本和裁専門学校ホームページ
大きく変わるものもあります。
これは、菱型の連続模様ですが、一つの菱型が大きいので
横の列を合わせることにしました。
おくみ付け、脇が絵羽小紋のようになりました。
表地は縮緬で、表と裏の釣り合いが良く取れた仕立です。
着物でお出かけするには、これからはちょうど良い季節です。
落語が好きな方ですので、寄席見物などとても
素敵な装いとなることでしょう。
岩本和裁専門学校ホームページ
和裁では、よく紐を作ります。
腰紐、道中着の飾り紐、そして子供の着物には必ず着付けしやすい
ように、紐をつけます。
今回の紐は少々変わっていて、兜をかぶる時のあご紐です。
作り方は、糊を落とした麻の襦袢地、約2m70㎝を半巾に切ります。
(よりをかけることで、出来上がりは約2m50㎝位になります。)
布の端からよっていきます。
より始め(紐の先端)は、固くこしが必要です。
中心(あごの当たる部分)では、よりをゆるく、巾も少々広くします。
そして、終わりではまた固くします。難しい紐作りです。
一口に紐といっても、その用途によって作り方も様々です。
岩本和裁専門学校ホームページ
腰紐、道中着の飾り紐、そして子供の着物には必ず着付けしやすい
ように、紐をつけます。
今回の紐は少々変わっていて、兜をかぶる時のあご紐です。
作り方は、糊を落とした麻の襦袢地、約2m70㎝を半巾に切ります。
(よりをかけることで、出来上がりは約2m50㎝位になります。)
布の端からよっていきます。
より始め(紐の先端)は、固くこしが必要です。
中心(あごの当たる部分)では、よりをゆるく、巾も少々広くします。
そして、終わりではまた固くします。難しい紐作りです。
一口に紐といっても、その用途によって作り方も様々です。
岩本和裁専門学校ホームページ
和裁の道具で一番大きい物が裁板です。
木の無垢のもの、張りのもの、テーブルの上で使用できるよう厚紙で
出来たものもあります。
木の無垢のものでは、樫(かし)、朴(ほう)、桂(かつら)、銀杏(いちょう)のように
堅い木が向いていますが、高価です。
(普通に使用するには、3万円位の板で十分です。)
私の学校では、赤柳(外国産)と銀杏の無垢の裁板を使用しています。
銀杏はどちらかと言うと柔らかく、ヘラは付きやすいのですが
木に跡が残りやすい。
裁板はヘラ付けのために、表面が徐々にぼこぼこになってきます。
凹凸になった裁板は大工さんにカンナをかけてもらうと
新品のようになります。
今では電動のグラインダーをかけます。
私が修行中、裁板に針をつきさす事は厳禁でした。
折れた針が板の中に残ると、大工さんのカンナの刃がかけてしまうからです。
よく丸みを絞る時に、針を裁板にさして布を止めているのを見ますが、
決してやってはいけません。
(写真は振袖用の袖丸みを作っています。)
私の学校では、板に白い布をかぶせて使用しています。
こうすることで生地、特に刺繍を傷めることがなくなりますし
汚れもつきません。また、コテのかかりも良くなります。
岩本和裁専門学校ホームページ
木の無垢のもの、張りのもの、テーブルの上で使用できるよう厚紙で
出来たものもあります。
木の無垢のものでは、樫(かし)、朴(ほう)、桂(かつら)、銀杏(いちょう)のように
堅い木が向いていますが、高価です。
(普通に使用するには、3万円位の板で十分です。)
私の学校では、赤柳(外国産)と銀杏の無垢の裁板を使用しています。
銀杏はどちらかと言うと柔らかく、ヘラは付きやすいのですが
木に跡が残りやすい。
裁板はヘラ付けのために、表面が徐々にぼこぼこになってきます。
凹凸になった裁板は大工さんにカンナをかけてもらうと
新品のようになります。
今では電動のグラインダーをかけます。
私が修行中、裁板に針をつきさす事は厳禁でした。
折れた針が板の中に残ると、大工さんのカンナの刃がかけてしまうからです。
よく丸みを絞る時に、針を裁板にさして布を止めているのを見ますが、
決してやってはいけません。
(写真は振袖用の袖丸みを作っています。)
私の学校では、板に白い布をかぶせて使用しています。
こうすることで生地、特に刺繍を傷めることがなくなりますし
汚れもつきません。また、コテのかかりも良くなります。
岩本和裁専門学校ホームページ