映像詩

デジタル映像による心の表現
(映像作品制作を通して感じたこと)

2116-仏像の服装

2018年10月01日 | 30秒の心象風景
胸甲、腰甲、脛甲、獅喰、肩喰、天衣、沓、窄袖、鰭袖、宝剣。文字情報を追加しようとして図鑑を調べた結果見つけた文字である。四天王像の服装や持ち物についてその名称を調べた結果である。甲というのは甲冑のことで、胸や腰はその場所を現していると分かるが、脛は普通では使われない文字なので文字だけではどこなのか分からない。脛は「すね」と読むのだといえば分かる人もあるかも。国語事典では膝(ひざ)からくるぶしまでの間の部分と説明されている。窄袖、鰭袖の袖は「そで」で着物の袖だと分かるが、窄、鰭は何を現すのか、また何と読んでいいのか分からないのが普通だろう。古い学問に属する仏教用語と同じで、現代の言葉との解離が多く、理解しにくいのが難点である。また、学者や研究者によって、名称の付け方や読み方に違いが生じていることが、より難解な印象を与えているようだ。

30秒の心象風景12728・四天王の服装~仏像フィギュア~
https://youtu.be/6iw9AcunoK8
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