光の3原色RGBの内の2つである赤と緑。これは鮮やかに感じるものです。人がどのようにして色を見ているのかが解ったのはそれほど古い話ではありません。画家はある意味で色の専門家であって三原色についての気づきはあった様です。そして、光に色があると思っていたかもしれません。そんな光の色に関する概念を覆したのはニュートンです。人が見ている光、可視光では、その波長の違いを色として感じていることを示したのです。そして、光を波として理解するようになると、人の網膜には、波長に関する感度の異なる3種類の視細胞が存在するとわかったのです。そのため、波長の長いものが赤に見え、波長の短いものが青に見えていて、中間の波長は緑に見えていたのです。その波長の異なる光の含まれるバランスの違いを、脳内で様々な色に感じていることが解ったのです。カラー写真やカラーテレビはここから始まっています。デジタル社会の今日、画像はRGBに分解されて、2進数の情報になっています。フルカラーと呼ばれる情報は24ビットで構成されています。8ビットで256段階の明度の違う色を表現できるので、Rで256段階 Gでも256段階 Bでも256段階となり、256×256×256で16,777,216となります。16,777,216色と表現されるのはそのためです。
30秒の心象風景28179・緑に赤~アメリカデイゴ~
https://youtu.be/w0FfvZGzUhY