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患者の意志なら 呼吸器外し容認/救急医学会が基準案

2006-12-08 09:13:56 | 医学
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 救急医療現場での終末期医療のあり方について、治療の基準作りを進めている
日本救急医学会の特別委員会(委員長・有賀徹昭和大教授)は、東京都内で会合を
開き、カイドラインの原案をまとめた。患者本人や、家族を通じて患者の意志が判
断できる場合、延命治療をやめ、人工呼吸器の取り外しができることを盛り込んだ。
今後、学会の専門医から意見を聞き、来年2月に決定する。

 終末期医療をめぐっては、秋田市の秋田赤十字病院が「急性疾患の脳死時に本人
の意志が確認できる場合に限り、人工呼吸器を取り外すことができる」とする独自
の指針をつくり、9月から運用している。しかし、委員会の案は、終末期を「脳死
と判定した場合」に加え、「治療を続けても数時間から数日以内の死亡が予測され
る場合」と定義するなど、より踏み込んだものとなっている。終末期にあるかどう
かを判断するときは、主治医を含め複数の医療者で合理的、客観的に決めることな
どとしている。
                    (2006.12.06 朝日朝刊/総合)


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