シニアの一人たび

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「歩行者専用道」を中心に「北米の旅」、「飛鳥Ⅱ」も併設

「心臓震とう」用心/胸にボール・・・心停止も『その4』

2006-12-07 09:40:52 | 医学
  早い処置肝心、子どもが中心/パッド製品化苦心
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 「ゴロが捕れなかったら、胸に当てて前に落とせ」。高校野球などの内野の守備
練習で言われてきた言葉だ。心臓震とうを起こさないようにすると、今までの指導
と矛盾が起きる。
 そこで考えているのが、胸パット゜だ。スポンジのようなものをアンダーシャツ
の胸の部分につけるなどして、衝撃を減らそうというのだ。

 今年8月からスポーツメーカーやサポーター会社が東京都内にある製品安全協会
に集まり、安全基準作りを行なってきた。11月30日には一定の基準ができ、各社と
も来春の製品化に向けて試作を繰り返している。

 おるメーカーの開発担当者は、「パッドが厚いと、プレーに支障をきたす。かと
いって薄くて衝撃を吸収しないのでは意味がない。動きやすく、かつ衝撃を減らす
ものを作るのは難しい」。

 高野連では、胸パッドの使用を各高校に奨励することにしている。
「胸パッドを使っても、心臓震とうを100%防ぐことは無理。AEDとの併用が
望ましい」。輿水助教授も胸パッドの製作者も、口をそろえている。
               (2006.12.05 朝日朝刊/スポーツ『完』)


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