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チャンネル空く地デジ時代/アナログ「跡地」争奪戦『その2』

2006-12-02 08:36:31 | IT関連ニュース
  携帯向けに新会社/ドコモ・フジ連合
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 通信・放送各社が狙う跡地は、地上波のテレビが現在使っている周波数帯の3分
の1程度にあたる計130メガヘルツ幅だ。総務省はアナログ停波から1年後の12
年までに「跡地」を組み替え、新たな電波の使い方を決める方針だ。

 ドコモ・フジ陣営のライバルの一つになりそうなのが、米クアルコム社が開発し
た携帯向け放送技術「メディアフロー」による番組配信サービスだ。電波が悪いと
ころでは画質を落として受信しやすくできるほか、サーバー型放送にも対応できる
など、現行のワンセグより進んだサービスの提供が可能とされる。

 KDDIは昨年12月、クアルコムと共同で企画会社を設立。ソフトバンクも今年
7月に同様の企画会社を設立し、ドコモ・フジ陣営とは異なる技術で、携帯向け放
送への参入を狙っている。

 当初。「跡地」争奪戦で一歩先行したと見られていたのが、CD並みの音質が売
りのデジタルラジオだった。年内の本格放送開始を目指していたが、「跡地」を使
いたいとの要望が相次いでデジタルラジオだけを優先するのが難しくなり、計画は
白紙に戻っている。

 総務省は今春、空いた電波の利用法を募集したところ100件を超える提案が寄
せられた。来年6月までどんな使い方をするかを決める。免許の割当先を具体的に
決めるのはさらに先になる見通しで、争奪戦はしばらく続きそうだ。
                 (2006.11.30 朝日朝刊/経済『完』)


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