大阪市北区で行政書士・海事代理士・マンション管理士を営んでいる原田行政書士法務事務所の駅ブログ

主に学生時代から撮り続けている全国の駅の写真等をブログで毎日公開しています。

三江線 粕淵駅(旧駅舎)!

2015年09月15日 | 

島根県邑智郡美郷町にあるJR西日本の粕淵駅は、山陰本線の江津駅と芸備線の三次駅とを結んでいる全線単線非電化の三江線(108.1km)の一般駅として、1937(昭和12)年10月20日に開業しました。

かつては島式ホーム1面2線を有していて列車交換も可能でしたが、後に片側の線路は撤去されたので、現在は単式ホーム1面1線の簡易委託駅です。
開業時に建てられた木造駅舎は、美郷町商工会館を併設した新しい駅舎に建て替えられました。

2012(平成24)年度の1日の平均乗車人員は23人です。

粕淵駅が属する三江線は、陰陽連絡路線として1926(大正15)年9月から長い期間をかけて建設されましたが、全通したのは1975(昭和50)年8月31日で、その時すでに地域間流動は道路利用に移行していました。
従って、全通後も当初の目的だった陰陽連絡路線としての機能をほとんど果たすことはなく、優等列車の定期運転が行われたこともありません。

 <粕淵駅の年表>

 ・1937(昭和12)年10月20日:国鉄三江線の一般駅として開業
 ・1955(昭和30)年3月31日:線路名が三江北線に改称されたのに伴い、同線の駅となる
 ・1975(昭和50)年8月31日:三江北線が三江線の一部となり、同線の駅となる
 ・1982(昭和57)年11月7日:貨物取扱い廃止
   ・1987(昭和62)年4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる
 ・1990(平成2)年3月10日:駅の無人化

 
(駅 名 標)

 
(江津方面を望む)

 

 
(旧 駅 舎)


 撮影年月日:1993(平成5)年4月25日 



最新の画像もっと見る