兵庫県香美町にある佐津駅は、京都駅から山陰地方の日本海沿岸を経由して下関市の幡生駅に至る全長673.8kmの山陰本線の一般駅として、1911(明治44)年10月25日に開業しました(開業時は播但線に所属)。
島式ホーム1面2線を有していて列車交換可能な無人駅です。 かつては貨物ホームや貨物側線もありましたが、貨物取扱い廃止後にそれらは撤去されました。
古い木造駅舎が線路北側にあり、ホームには跨線橋で連絡しています。
2013(平成25)年度の1日の平均乗車人員は133人です。
この佐津駅は、兵庫県最北端の駅です。
<佐津駅の年表>
・1911(明治44)年10月25日:国鉄播但線の一般駅として開業
・1912(明治45)年3月1日:線路名が山陰本線に改称されたのに伴い、同線の駅となる
・1971(昭和46)年10月1日:貨物取扱い廃止
・1984(昭和59)年10月1日:駅の無人化
・1987(昭和62)年4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる
・2013(平成25)年8月1日:駅構内終日全面禁煙化
(左は国鉄時代の駅名標、1987年10月20日撮影:右は現在の駅名標、2002年5月24日撮影)
(駅舎内)
撮影年月日:国鉄時代の駅名標のみ1987(昭和62)年10月20日撮影、それ以外の写真は2002(平成14)年5月24日撮影