大阪市北区で行政書士・海事代理士・マンション管理士を営んでいる原田行政書士法務事務所の駅ブログ

主に学生時代から撮り続けている全国の駅の写真等をブログで毎日公開しています。

北陸本線 田村駅!

2020年01月07日 | 

滋賀県長浜市田村町南仙堂にあるJR西日本の田村駅は、米原駅から敦賀、福井を経て金沢駅までを結んでいる北陸本線(176.6km)の旅客駅として、1931(昭和6)年10月14日に開業しました。

千鳥式に配置された14両分の有効長をもつ相対式ホーム2面2線を有する無人駅です。
1954(昭和29)年3月に建てられた駅舎が上りホームの米原寄りにあり、長浜市が行った区画整理・市街化事業により新たに西側(下りホーム)にも簡易駅舎(改札口)が設けられ、互いのホームは跨線橋で連絡しています。

2018(平成30)年度の1日の平均乗降人員は2,696人で、これは起終点駅を除く北陸本線の全42駅中16位です。

かつてはこの田村駅で機関車の付け替え作業を行っていたので、特急・急行も含めた全ての旅客列車が停車していましたが、現在は普通のみ停車します。

田村駅が属する北陸本線は、2015(平成27)年3月13日までは米原駅から新潟県上越市直江津駅までの路線でしたが、同年3月14日の北陸新幹線金沢延伸開業に伴い、並行在来線となる金沢駅~直江津駅間がJR西日本から経営分離され、石川県部分は「IRいしかわ鉄道」、富山県部分は「あいの風とやま鉄道」、新潟県部分は「えちごトキめき鉄道」と、それぞれ各県ごとに設立された第三セクター鉄道会社に移管されました。

  <田村駅の年表>

 ・1931(昭和6)年10月14日:国鉄北陸本線の一般駅として開業
 ・1940(昭和15)年11月1日:営業休止
 ・1954(昭和29)年3月  :駅舎が竣工
 ・1954(昭和29)年12月10日:営業再開
 ・1957(昭和32)年8月12日:当駅~長浜駅間が複線化
 ・1962(昭和37)年12月28日:米原駅~当駅間が直流電化され、当駅の米原寄りにデッドセクションを設置
 ・1971(昭和46)年3月25日:荷物取扱い廃止、運転要員を除いて駅の無人化
 ・1987(昭和62)年4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる
 ・1988(昭和63)年3月13日:路線愛称の制定により「JR琵琶湖線」の愛称を使用開始
 ・1991(平成3)年9月14日:当駅~長浜駅間が交流電化から直流電化に変更される
 ・2003(平成15)年10月1日:ホーム上を除き、駅コンコースの喫煙コーナーを廃止
 ・2003(平成15)年11月1日:ICカードICOCAの利用が可能になる
 ・2009(平成21)年7月1日:駅構内終日全面禁煙化
 ・2013(平成25)年3月23日:IC乗車カード全国相互利用開始により、PASMOなども利用可能になる
 ・2018(平成30)年3月17日:駅ナンバリングの導入

 
(駅 名 標)

 
(敦賀方面を望む)

 
(跨線橋から米原方面を望む)

 
(上りホームの駅舎・ホーム側)

 
(田村駅駅舎)

 
(駅 舎 内)

 
(下りホームにも簡易駅舎と改札口が設けられました)

 
(下りホームの駅舎内)


 撮影年月日:2015(平成27)年8月30日



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