岡山県備前市にあるJR西日本の三石駅は、神戸駅から瀬戸内海に沿って門司駅までを結んでいる全線直流電化の山陽本線(537.1km・和田岬線を含む)の駅です。
もともとは山陽鉄道の仮駅として1890(明治23)年12月1日に開業し、その後、一般駅となりました。
長い島式ホーム1面2線を有する無人駅です。
1921(大正10)年2月に建てられた木造駅舎が健在で、ホームへは階段を上ります。
2014(平成26)年度の1日の平均乗車人員は187人です。
山陽本線においては、この三石駅が岡山支社管内の最東端の駅となっています。
<三石駅の年表>
・1890(明治23)年12月1日:山陽鉄道の仮駅として開業
・1891(明治24)年3月18日:山陽鉄道の岡山駅までの延伸に伴い、一般駅として開業
・1906(明治39)年12月1日:鉄道国有法により関西鉄道が国有化され、国鉄の駅となる
・1909(明治42)年10月12日:国鉄線路名称制定により国鉄山陽本線となり、同線の駅となる
・1983(昭和58)年12月25日:貨物取扱い廃止
・1987(昭和62)年4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる
・2016(平成28)年6月1日:駅の無人化
(駅 名 標)
(岡山方面を望む)
(三石駅駅舎)
撮影年月日:2015(平成27)年1月3日