奈良県大和高田市高砂町にあるJR西日本の高田駅は、関西本線の王寺駅と和歌山駅とを結んでいる全線単線の和歌山線(87.5km)の駅です。 また、当駅を起点として奈良駅までの29.4kmを結んでいる桜井線(万葉まほろば線)の接続駅でもあります。
もともとは大阪鉄道の終着駅として、1891(明治24)年3月1日に開業しました。
6両編成対応の単式ホームと島式ホームの2面3線を有する直営駅です。
1984(昭和59)年8月に橋上駅になりました。
この高田駅は大和高田市の代表駅であるため利用客は多く、2012(平成24)年度の1日の平均乗車人員は2,497人です。
<高田駅の年表>
・1891(明治24)年3月1日:大阪鉄道の終着駅として開業
・1893(明治26)5月23日:大阪鉄道が桜井駅まで延伸したことにより、途中駅となる
・1896(明治29)年5月10日:南和鉄道が当駅から葛駅(現・吉野口駅)まで開業したことにより、乗換駅となる
・1900(明治33)年6月6日:大阪鉄道が関西鉄道に譲渡され、同社と南和鉄道の駅となる
・1904(明治37)年12月9日:南和鉄道が関西鉄道に譲渡され、同社の単独駅となる
・1907(明治40)年10月1日:鉄道国有法により関西鉄道が国有化され、国鉄の駅となる
・1909(明治42)年10月12日:国鉄線路名称制定により国鉄和歌山となり、同線の駅となる
・1984(昭和59)年8月:橋上駅舎化
・1987(昭和62)年4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる
・2003(平成15)年10月1日:コンコースの喫煙コーナーが廃止
・2013(平成25)年3月23日:IC乗車カード全国相互利用開始により、PASMOなども利用可能になる
(駅 名 標)
(橋本方面を望む)
(王寺方面を望む)
(高田駅西口)
(駅 舎 内)
撮影年月日:2016(平成28)年4月10日