いつかの日曜日の
雨模様の朝福島県会津の大内宿へ行こう〜!と思い立ち出かけてきました。
大内宿は、1650年頃に形成されて江戸時代に下野街道の一宿場として栄え、明治以降、交通路の変化により開発を免れ、昔の面影を今にとどめています。
下野街道は享保時代、関東圏に会津の物産を運ぶ重要な街道だったそうです。
見晴台から街並みを眺めてみました。
茅葺き屋根の民家が街道沿いに30棟ほど立ち並び、
お土産屋さんやお蕎麦屋さん等として賑わっていました。
大内宿の名物といえば、ねぎそば!
薬味の長ねぎは切らずに1本をお箸にしてお蕎麦を絡めていただきます。
昔、ねぎそばはお祝いの席や徳川の献上品だったために「切る」のは縁起が悪いとされてネギを切らずに使ったのが始まりだそうです。
ですが〜この日は、山本屋さんでくるみそばをいただくことにしました。

ちょっぴり肌寒かったので私は、温かいくるみそばにしました。
お蕎麦は挽きたて打ちたてで
ペースト状になったくるみをお出し汁に溶かしながらいただきました。
会津地方に自生している鬼胡桃は、甘みと香りを感じとても美味しかったです、
アンリパパはくるみもりそば。
くるみダレにお汁を少し入れて溶かしてお蕎麦をからめていただいてました。
小鉢のゼンマイと白滝の煮物もホッとする薄味でした。
小松菜とふきのとうの和え物は、サービスでいただきました。
ふきのとうの苦味がほんのり効いて、懐かしさを感じる一品でした。
私の席の目の前に、刀傷!
時代劇の場面しか知らなかったのが身近に感じられ、当時の武士に思いを馳せました。

火の見やぐらも茅葺き屋根の家並みに溶け込んできました。
自宅周りの桜も散り始めました。
鳥たちが落とした桜を拾っては楽しんでいます。

最後に今朝の那須の山です。
だいぶ雪もとけてきました。