根っこが同じ。

母の友人つながりで、母校の先輩とお会いすることに。
お宅にお邪魔するので、朝マドレーヌを焼きました。
プワワワ～ンといい香りが広がる。
良い朝じゃ。

写真は焼きあがったものを型から外した瞬間。
キレイに外れますようにと願いつつ、そーっと周りを楊枝でつついてから
一気にクルンとひっくり返す。
こんがり顔が現れる。
「こんなん出ました」みたいな。

一軒家にお邪魔することは滅多にないのでワクワクしてました。
海外経験の豊富な方らしいお住まいで、ものすごいセンスの良いお宅。
各地で集められた物や、ジャカルタのゴルフ場で拾われたという珍しい木の実が
どっさりカゴに入れられて飾ってある。
無造作なのがイイ感じ。

お嬢さんと私が同い年ということで、母世代の方なのですが
「はじめまして」なはずなのに
「お久しぶりです」と言ってしまいそうな親しみやすい方でした。

根っこが同じだからでしょうか。
何をお話しても大丈夫な気がして、初対面ながらいろーんなお話が出来た。

陶芸がお上手で、器を一つ下さった
「やや方口」といった形で、文鳥みたいにも見える。
お花を活けてもステキそう。

ランチをご馳走してくださったのですが、器は全て手作り。
手作りの器で、作者の方とお食事するのって初めて。
感動しました。

素晴らしい方と出会った時、ジャカルタに来て良かったなぁと感じる。
ここに来たから会えたのですから。
そしてそういう人に出会うと、扉が一つ開いてそこからパーっと光が差し込んで来るように思える。

今日はまさしくそんな一日でした。