itiniam

ココロのトビラ
ななしゃんはお星さまになったけど、ココロは一緒。

レディースデイ

2004-11-10 16:56:21 | 映画・テレビ
なので映画2本立てで観て参りました。

『銀のエンゼル』
鈴井氏3作目の作品ですが・・・
観終わって正直な感想、「イマイチ」でした。
確かに北海道の匂いはするんです。
でもいろんなモノを詰め込み過ぎて登場人物ひとりひとりが持つストリーが
中途半端に終わってしまった感がありました。
2度、3度観たら消化できる作品とも思えず。

でもオープニングで洋ちゃんの姿をスクリーンで見た瞬間涙が出そうになりました。
『man-hole』を観た時の・・・いや、
『man-hole』の企画から役者選考、その他諸々完成するまでの過程を
本人の心境も含め逐一近いところで感じながら公開に至った作品だったので
ワタシ自身いろんな想いを抱きながら観たのを覚えています。
その当時の事がぶわぁーっと蘇ってしまいました・・・。
もちろん話の中で当時を思い出す要素も沢山あって。
洋ちゃんはココでもミュージシャン目指してたんかい!とか。
鈴井さんのDJ。
昔はこんな喋り方じゃなかったなぁーとか(笑)

ラジオから流れる声や歌が場所や状況が違えど、ラジオの電波で繋がっている。
たぶんこの映画は「繋がり」にこだわった作品なんじゃないかなぁ、と。
だから電柱や電線なんかも加え、この作品ではありなんじゃないかと。
全体としては消化不良だったけど、
随所に監督の娘に対する想いや温かさが見えた作品でした。

『コラテラル』
正直前半はぱっとしないまま淡々と流れるのですが、
ハデな銃撃戦が始まった辺りから物語は加速していきます。
感情を持たない・・・出さない完璧な殺し屋ヴィンセントが
次第に何かを感じ始める。そんなお話。
最後はあっけなく切ない結末だったのですが、
直前に自らそれを覚悟して委ねてしまったのではないかと。
ちょっと後味の悪い最後だったかなぁ・・・。
ヴィンゼントの言葉ひとつひとつに切なさを感じてしまうんですが、
彼のココロの動きをいくつかワタシなりに消化できないシーンがあって、
もう一度観たいなぁーっていうのが感想。
それと、トム・クルーズなまらカッコイイ!!
久々のヒットですた。


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