愛だの恋だの、そういう事ではなくて
ただ繋がっていたかっただけなの。
同じ時間を共有していたかったの。
ただ形はどうあれ、傍に居たかった。
できることならぎゅっとしたかったけど
正確には大きなクマのぬいぐるみをぎゅっとするような。
言葉のチョイスは難しくて、
最後は怒らせてしまった。
最悪な片想いの思い出になっちゃった。
こっちが照れるような優しい言葉をサラっと言葉にするから、
つい無防備に素直な言葉が突いて出てしまう。
鐵の鎧を解かしたのはオマエじゃ！！
とは言えなかったかつたけど
優しい言葉を自覚無く、天然であちこち振り撒いてたら
ワタシみたいに勘違いする女はワサワサ出てくるよね。
近づこうとすると拒絶する。
「何考えてるか分かんない」ってよく言われる。
とは言ってたけど、その意味が分かった気がした。
自分から近づくのはいいけど、
近づいて来られると距離を取られる。
まるでネコか！
何にも知らないから知りたいと思うのに、、、
もう何も届かない。
言葉ひとつも伝えられないのが悲しい。
微妙な天秤の上でバランスをとっていたとは気付かずに
気持ちを押し付けてごめんなさい。
ただ同じ時間を共有したかっただけなのに、ぶち壊したのはワタシ。
すごく大事なものだったのに急ぐあまり
手から落としてしまった。
失くしてその重さに改めて気付く。
エヘヘ。
泣いても泣いても涙は渇れない不思議。
