著者:平野 啓一郎
出版社: 新潮社 (2006/3/29)
ネット上においての個のあり様がテーマなんでしょうけど・・・
2006年に出されたにしては、今更なテーマな気もする。
「私」とネット上でハンドルネームを持つ「ワタシ」とでは
同じであって同じでない。社会で生きてる「私」では表現できない一面を
表現できるのが「ワタシ」。その「ワタシ」は不特定多数の世界中の人間に
ポチっと一押しで発信され、閲覧される。
というようなことを、うまく自覚できないうえに
人間関係の機微もよく分からないまっま大人になった女が陥った事件をもとに
その怖さを伝えたい
って主旨なんでしょうか。。
女と男の子供の頃からの事実を追って
事件に至るまでの背景を描いていますが
事件が起きてしまった事について肯定的な流れになっているのが気になります。
特に女側に。
小説なら分かるんですが、こういう随筆みたいなルポみたいな本として扱うと
その肯定が陳腐に感じます。
しかも「顔」と「裸体」が一致していない、的な分析がしつこい。
いくら長々と書いても、キレイにはまとまらないからさ・・・
まだ続くの?またですか?と感じてしまいます。全体を通して。
警告的にしたいのなら、もっと別の書き方もあったし
もう少し、ネットでの個人のあり方について
裸体を抜きにした意見を述べて文章を繋いだ方が説得力があったかな。
何の為に書いたのかよく分からない。
この本を読んだ感想は
ネット上では何でもできちゃうから犯罪ギリギリ(てか軽犯罪)のこともへっちゃらで
でも歯止めが利かないし、自分でも境界線が分からないから
勘違いが進んで犯罪まで行っちゃう事もあるけど
仕方ない面もあるよね~ってことが言いたいように感じるけど、いいの?
しかもエロネタで釣ってるように見えますが。あまりにも安すぎない?
です。
かなり期待はずれでした。
やっぱり小説だけ書いてて欲しい。
出版社: 新潮社 (2006/3/29)
ネット上においての個のあり様がテーマなんでしょうけど・・・
2006年に出されたにしては、今更なテーマな気もする。
「私」とネット上でハンドルネームを持つ「ワタシ」とでは
同じであって同じでない。社会で生きてる「私」では表現できない一面を
表現できるのが「ワタシ」。その「ワタシ」は不特定多数の世界中の人間に
ポチっと一押しで発信され、閲覧される。
というようなことを、うまく自覚できないうえに
人間関係の機微もよく分からないまっま大人になった女が陥った事件をもとに
その怖さを伝えたい
って主旨なんでしょうか。。
女と男の子供の頃からの事実を追って
事件に至るまでの背景を描いていますが
事件が起きてしまった事について肯定的な流れになっているのが気になります。
特に女側に。
小説なら分かるんですが、こういう随筆みたいなルポみたいな本として扱うと
その肯定が陳腐に感じます。
しかも「顔」と「裸体」が一致していない、的な分析がしつこい。
いくら長々と書いても、キレイにはまとまらないからさ・・・
まだ続くの?またですか?と感じてしまいます。全体を通して。
警告的にしたいのなら、もっと別の書き方もあったし
もう少し、ネットでの個人のあり方について
裸体を抜きにした意見を述べて文章を繋いだ方が説得力があったかな。
何の為に書いたのかよく分からない。
この本を読んだ感想は
ネット上では何でもできちゃうから犯罪ギリギリ(てか軽犯罪)のこともへっちゃらで
でも歯止めが利かないし、自分でも境界線が分からないから
勘違いが進んで犯罪まで行っちゃう事もあるけど
仕方ない面もあるよね~ってことが言いたいように感じるけど、いいの?
しかもエロネタで釣ってるように見えますが。あまりにも安すぎない?
です。
かなり期待はずれでした。
やっぱり小説だけ書いてて欲しい。