撮り鉄男

私、阪和線快速221系が撮影した鉄道写真や
鉄道情報などを綴っていくブログです。

2008年を振り返って

2008-12-31 22:36:35 | 鉄道写真(JR西日本)
続いて、JR西日本での車両動向の写真を載せていきます。
2008年の記事はこれで最後とさせていただきます。

★223系6000番台登場。

網干総合車両所所属の221系C編成4連の京都総合車両所転属に伴い、221系が抜けた分を
補う目的で223系2000番台の一部が221系の性能に合わせる改造工事が施工され、6000番台に改番されました。
221系性能に固定されているため、日常的に221系との併結運用が見られるようになりました。


★日根野電車区223系 4連に組み替え&2500番台増備車デビュー。


3月15日ダイヤ改正での関空/紀州路快速4連+4連化に伴って日根野電車区所属の223系は全編成が
4連に組み替えられ、これと同時に近畿車輛で製造された2500番台増備車も運用を開始しました。

★おおさか東線開業


3月15日のダイヤ改正時におおさか東線が開業し、実質的には学研都市線放出~大和路線久宝寺間の
部分開業となりました。

★321系が学研都市線・東西線の運用にも進出。

これまで、JR京都線・神戸線・宝塚線の運用のみに入っていた321系が3月15日の
ダイヤ改正からJR東西線・学研都市線の運用にも入るようになりました。

★223系2000番台に増備車登場。

223系2000番台では初の車体強化車となった増備車が登場し、V65編成(2124)・V66編成(2125)の
2本が川崎重工兵庫工場で製造されました。

★0系新幹線引退

新幹線の話題の中では何といっても、「夢の超特急」として東海道新幹線開業時から
現在まで活躍を続けていた0系新幹線が引退したことではないでしょうか?
一部の編成がフレッシュグリーンから白と青の塗装に戻されて運用され、
12月14日を最後に営業運転を終了しました。

★関西から青色201系消滅。

JR西日本の2008年最後の大きな話題は、青色201系の消滅です。
青色201系はJR京都線・神戸線から引退した後も大阪環状線で見ることができましたが、
順次橙色への塗装変更が進み、最後まで残っていた森ノ宮電車区所属のKM202編成(62)は
2005年12月から2008年11月まで青色のまま、大阪環状線で運用されてきました。
現在は他の編成同様、橙色に塗装変更されて運用されており、屋根上のクーラーも
新型のものに換装されました。

最後になりましたが、来年も当ブログをよろしくお願いします。

521系近郊型電車

2008-05-21 23:57:53 | 鉄道写真(JR西日本)
今日、5月21日は521系の日ということで521系近郊型電車の写真を載せていきたいと思います。
521系は2006年(平成18年)に登場した交直流型近郊型電車であり、これまで走っていた419系を
置き換える目的で2連5本が金沢支社福井地域鉄道部敦賀運転派出所に配属されました。
車体は223系5000番台をベースにしているが、塗装は223系とは異なりステンレス車体に
青と白のラインが入っており、また交直流型ということで交直流機械も搭載されています。
ワンマン運転対応でワンマン用機器も搭載されているが、現時点ではツーマン運行で
米原.長浜.近江今津~近江塩津.敦賀.福井間の普通のみに充当されています。



321系通勤型電車

2008-03-21 19:01:08 | 鉄道写真(JR西日本)
東京周辺.中央東線撮影の記事がまだ全て編集できていない状態で申し訳ありませんが、
本日は3月21日で321系の日ということで321系電車の写真を載せていきたいと思います。
東京周辺.中央東線撮影の記事は、ちゃんと最後まで編集しておきます。

★321系電車とは…?
321系電車とは、7連39本が2005年~2006年にかけてこれまでJR京都線.神戸線.宝塚線で走っていた201系.205系を置き換える
目的で投入された車両で、2005年7月に第1編成であるD 1編成7連が落成しました。
D 1編成~D 9編成についてはパンタグラフ1基搭載で落成しましたが、D10編成~D39編成についてはパンタグラフが2基搭載に
仕様変更され、D 1編成~D 9編成についても2006年には2基搭載に変更されています。
車内には天井部分に路線図.広告を流す液晶モニターが設置され、JR西日本で
車内に液晶モニターを設置する車両はこの321系が初となりました。
321系は2005年12月からJR京都線.神戸線.宝塚線の普通運用に充当されてきましたが、2006年3月から2006年10月には
JR宝塚線の快速運用にも入った実績があります。
2008年3月からはJR東西線.学研都市線普通運用にも充当されるようになり、活躍の場を広げています。


2005年12月からJR京都線.神戸線で活躍している321系。
朝ラッシュ時などには、琵琶湖線や湖西線でも運用されています。


JR宝塚線運用は当初、朝夕ラッシュ時のみでしたが、2006年3月からは日中時間帯にも運用されています。


2008年3月からはJR東西線.学研都市線普通運用にも進出。
321系にピンクアンダーライン.黄緑アンダーライン幕は新鮮です。

223系近郊型電車

2008-02-23 13:24:27 | 鉄道写真(JR西日本)
今日は2月23日で223系の日ということでJR西日本223系電車の写真等を載せていきたいと思います。

★223系電車とは…?
223系電車とは、阪和線.関西空港線の関空/紀州路快速やJR京都線.神戸線の新快速.快速などで
走っている近郊型電車で、現在も増備が進行しています。
番台別に分けると、関空/紀州路快速用の0番台.2500番台・新快速.快速用の1000番台.2000番台.6000番台・
マリンライナー用の5000番台の6種類に分類されています。
ちなみに、6000番台は一部の2000番台車に221系と同様の仕様に試験的に改造されたものです。
次に、223系の番台.種類別に何枚か画像を載せていきたいと思います。

★0番台.2500番台
1994年、関西空港開港に合わせて阪和線.関西空港線の関空快速用に製造されたグループです。
当初は6連+2連でしたが、1999年に2500番台投入と紀州路快速新設に伴って5連+3連に組み替えられて現在に至っています。
2500番台は、まず1次車が1999年に0番台の組み替え時に不足する先頭車4両を補う形で投入され、
車体は当時、JR京都線.神戸線用に製造されていた2000番台1次車とほぼ同一仕様となっています。
2006年には予備車確保の目的で2次車が5連・3連の1本ずつ増備され、2500番台では初の中間車も製造されました。
窓ガラスの色も現行の2000番台2次車以降と同様、緑色のガラスになっています。
さらに、2007年からは2008年3月15日ダイヤ改正での関空/紀州路快速4連+4連化に備えて3次車が増備されています。
3次車は最終的に2M2Tの4連5本.2M1Tの3連10本.モハ10両の体制になり、2M1Tの3連10本には
既存の0.2500番台サハ組み込みで4連化、モハ10両は既存の0.2500番台3連に組み込んで4連化される予定です。


1994年、関西空港開港と同時に投入された0番台。3連9本5連9本(2本は先頭車が2500番台)が
日根野電車区に在籍しているが、2008年3月15日ダイヤ改正までに4連化される予定である。


1999年、0番台の編成組替え時に不足する先頭車4両を補う目的で投入された2500番台1次車。



2006年、予備車確保の目的で5連・3連が1本ずつ製造され、2500番台初の中間車も製造された2次車。


2007年から現在に渡って増備されている3次車。2008年3月15日のダイヤ改正までに
既存の0番台.2500番台との混結編成も登場する予定である。


★1000番台
1995年、阪神淡路大震災復興時の輸送力向上・221系の増備車の位置づけで223系では
初の新快速.快速用の車両として登場したグループです。
基本的に0番台をベースとしているものの、ヘッドライト形状が丸型→角型.戸袋窓の廃止.
221系同様、ブラウン系のカラーリングに変更.側面にビードが入るなどといった変更点がいくつかあります。
1995年に1次車として8連(W編成)4本.4連(V編成)4本が投入され、さらに1997年には2次車として
8連(W編成)5本.4連(V編成)1本が追加投入されました。なお、全編成が網干総合車両所に所属しています。


1995年に8連(W編成)4本.4連(V編成)4本が投入された1次車。画像はW 1編成(1001)です。


1997年に8連(W編成)5本.4連(V編成)1本が追加投入された2次車。
画像はW 7編成(1011)で、基本的には1次車と大きな変化はない。


★2000番台
1999年、JR京都線.神戸線の新快速130km運転に向けて投入されたグループです。
1000番台のマイナーチェンジ車であり、1999年~2000年に掛けて1次車として8連(W編成)18本.4連(V編成)23本が
網干総合車両所に投入され、2003年以降の増備車からは窓ガラスが緑色に変更されるなどといったマイナーチェンジを
加えながら現在までに増備が進められ、最近では宮原総合車両所所属の2パンタ車も登場しています。
今後も、何編成か増備されるものと見られます。


1999年~2000年に掛けて8連(W編成)18本.4連(V編成)23本が投入された1次車。
1000番台とは違い、窓ガラスの色が黒色に変更、ライト形状もヘッドライトと
テールライトが一体化されるなどといった変更点があります。



2003年に113系等の国鉄型車両を置き換える目的で投入された2次車。
8連(W編成)5本.4連(V編成)7本.2000番台では初となる6連(J編成)2本が投入されました。
1次車と違い、窓ガラスが黒色→緑色.運行番号表示機がLED→マグサイン式になるなどといった変更点があります。


2004年~2005年に掛けて8連(W編成)6本.4連(V編成)19本.6連(J編成)8本が投入された3次車。
基本的には2次車と変更点はありませんが、このグループからは製造当初から現在の強化型スカートが装備されています。


2006年、新快速の敦賀延伸用に8連(W編成)1本.4連(V編成)3本.6連(J編成)2本が増備された4次車。
このグループからは車内の蛍光灯カバーが321系と同様のものに変更されています。


2007年以降に投入された5次車。現在までに4連(V編成)7本.6連(J編成)2本が投入されています。
このグループでは側面窓が1000番台と同一仕様に変更されており、窓周りの塗装や前面貫通扉窓の
面積がやや縮小されるといった変更点もあります。


2007年から宮原総合車両所に投入されている6次車。パンタグラフが2基搭載されているのが特徴で、
現在までに4連(MA編成)12本が投入されています。2008年3月15日ダイヤ改正から、
おおさか東線直通・奈良~尼崎間の直通快速などに充当される予定です。


★5000番台
2003年、これまでマリンライナーで使用されてきた213系を置き換える目的で投入されたグループであり、
223系では初めて貫通扉が設置されました。P編成2連7本が岡山電車区に投入され、
岡山~高松間の快速マリンライナーで使用されています。2007年7月からは網干総合車両所所属の
2000番台車のサハが組み込まれて3連化され、現在に至っています。


223系初の貫通扉が設置された5000番台。


★6000番台
2008年、221系が嵯峨野線へ転配された穴埋めに既存の2000番台1次車を221系と同様の
仕様に改造し、車番も原番に+4000された上で221系4連(C編成)の運用スジで運用されているのが6000番台車です。
車内などについては特に大きな変化もありませんが、外観上では2000番台車と区別を付けるために
貫通扉.乗務員扉にオレンジ色のテープを貼り付けています。


221系と同様の仕様に2000番台から試験的に改造された6000番台。

221系近郊型電車

2008-02-21 12:40:17 | 鉄道写真(JR西日本)
カテゴリーに「鉄道写真(JR西日本)」を追加しました。
ここでは、JR西日本の車両写真をアップしていきたいと思います。
また、現在では見られない過去の写真についてもアップしていく予定です。
本題に入りますが、今日は2月21日ということで221系近郊型電車の写真等を載せていきます。

★221系電車とは…?
221系電車とは、1989年(平成元年)にJR京都線・神戸線の新快速・大和路線の大和路快速でデビューした車両です。
トップナンバー車は網干総合車両所に所属しており、6連でB1編成となっています。
117系とは違い、大型前面窓を採用するなどといった近代的なデザインとなり、
さらに1990年には鉄道友の会からローレル賞を受賞しました。
その後は、「マリン城崎221」・「マリン白浜221」といった愛称のついた臨時列車に
充当されることもありましたが、利用率があまり良くなかったためか、後に廃止されました。
1995年にはJR京都線・神戸線に223系1000番台が投入され、221系+223系の編成も見られるようになりました。
この時点では221系の新快速運用もまだまだ健在でしたが、1999年には223系2000番台投入、
さらに2000年3月には新快速130km運転開始に伴って定期の新快速運用から撤退。
本線では快速運用のみとなり、網干総合車両所から数編成が奈良電車区へ転属しました。
現在ではJR宝塚線の丹波路快速・JR奈良線のみやこ路快速・阪和線の快速運用にも入っています。
しかし、阪和線では2008年3月15日のダイヤ改正で関空/紀州路快速が増発されるので、
221系も一部が阪和線快速運用から撤退する模様です。



↑網干総合車両所所属の編成はJR京都線・神戸線の快速、JR宝塚線の丹波路快速で運用されている。




↑奈良電車区所属の編成は、大和路線の大和路快速・JR奈良線のみやこ路快速・阪和線の快速などで運用されている。

★最近の動き
2007年2月には、網干総合車両所への223系増備に伴って221系に余剰が発生。
余剰車を予備車の少ない奈良電車区へ転属させるという流れになり、B16編成(62)6連、C10編成(66)4連が奈良電車区へ転属しました。さらに、現在では網干総合車両所所属の4連(C編成)が数本京都総合車両所へ転属した模様?で、
嵯峨野山陰線の運用にも進出したみたいです。



↑網干総合車両所から奈良電車区へ転属したB16編成(62)6連(上)、C10編成(66)4連(下)。


↑最近、京都総合車両所への転属も開始された網干総合車両所所属のC編成4連。