昨日は、「事始め」ですね。
一番有名なのが、京都でのこの写真。
お昼のニュースでは、この他神戸のある団体も「事始め」をしたとTVが言ってました。
桂雀三郎一門も昨日は事始めで、雀さん宅に集まって挨拶を交わし、
つるっぱし亭で一門会をして、その後4~5時間に及ぶ飲み会(噺の中でのくすぐり)だったのではと想像します。
まずは、雀さんのご挨拶とプログラム。
雀さん一門のファンとして、雀太の優勝は嬉しかったです。
一門としても、それぞれが力をつけた一年ではなかったでしょうか。
雀太は、マクラで今年のニュースとして「座高検査の廃止」と「ひじきの煮物は鉄分が豊富」を取り上げていました。
戦中に始まった検査で、「座高が高くなると内臓も大きくなっているだろう」という曖昧な判断だそうでした。
ひじきも、40年ほど前は鉄鍋で作っていて鉄分が出たらしく、今は鉄鍋が少ないので鉄分も少ないそうですね。
「上燗屋」。落研に入って初めて覚えたネタ。枝雀師匠(当時 小米)のをそのまま覚えました。
雀太は、しっかり自分のものにしてましたね。
雀五郎は「厄払い」。生で初めて。相変わらず早口が抜けない。
初代春団治のSPレコードではないのだから、自信を持って、もっとゆっくり話して。
雀喜は、自作の新作「血液検査」。発想はほんと面白い。それが、古典に生かせないものだろうか???
雀さんのは、初めて聞くネタ「茶屋迎い」。事前にネタ帳を繰ってみました。
http://kamigata.fan.coocan.jp/kamigata/rakug426.htm
いやいや、面白そうなネタで楽しみに聞きました。
雀さんマクラで、「軽くかっこいいネタ」などと話してましたが、サゲなど秀逸。
今年の締めくくりに、珍しくいいネタを聞くことができました。
その後、マジックがありました。
そして年末好例のお楽しみ抽選会。
いの一番に雀五郎が、「39番」。これが私でした。カレンダーをいただきました。
雀さんの落語会でよくお見かけする和服の方で、芸術家の松井公一先生の絵画です。
これからの予定。
雀さん演劇もするのですね。なんと10何年ぶりの再演。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます