チャンバラのスチール写真、今日は、「浪人市場 朝やけ天狗」
「人形佐七捕物帖 くらやみ坂の死美人」「旗本と幡随院」「ひばり十八番 お嬢吉三」です。
石割 平 円尾敏郎編「日本映画スチール集 東映 チャンバラ黄金時代」ワイズ出版より
【子規365日】■6月20日
孑孑(ぼうふら)やお歯黒どぶの昼過ぎたり 1896(M29)年
夏井いつき【子規365日】朝日文庫
イメージ
《孑孑》の俳句
蚊の幼虫。棒を振るように一曲一直水中を浮沈している。
・孑孑や松葉の沈む手水鉢(てうづばち) 子 規
・孑孑の水石階にくつがへす 波 郷
横田正知編「写真 俳句歳時記 夏」現代教養文庫 より
・孑孑の浮沈見てをり無職かな 皆川 白陀
角川書店編「合本 俳句歳時記第三版」角川書店
西 逈さんのコメントです。
《大衆演劇 (西 逈)
★東千代之介にあやかって、東千之介という名の役者がいました。縞の合羽に三度笠の出で立ちで、達者なヤクザ踊り。ところが合羽を脱ぐと、まあボロボロの見るも哀れな姿に早変わり。観客はずっこけて大笑い。北千住は寿劇場でのワンシーン。それから大衆演劇が大好きになりました、下町の玉三郎、梅沢富美男が有名となる半世紀も昔のことです。
★ぼうふらも 蚊になるまでの 浮き沈み》
★ぼうふらも 蚊になるまでの 浮き沈み