空(hanul 하늘)風(palam 바람)湖水(hosu 호수)2……青空を吹きぬける風が、湖水にさざ波をたてる。

私たちの暮らしは、美しい自然と共生をとりたい物です。そんな日々の暮らしで、感じたことを綴ります。

余録 「サンダカン八番娼館 望郷」など社会派映画で…

2024-06-28 14:08:31 | 日記

松本サリン事件から30年、今日は、映画監督 熊井啓氏のことですね。

私が大学生の時、熊井監督の「忍ぶ川」を見ました。

栗原小巻さんと加藤剛さんのラブシーンが話題になりました。

映画の初め、東京の下町木場に行って、路面電車で浅草に行き神谷バーで電気ブランを飲むのが描かれました。

ヒロインは、遊郭にある射的屋の娘。ヒーローは、田舎から出てきた苦学生。

栗原小巻さんにノックダウンでしたね。

熊井監督は、その後「日本の黒い夏 冤罪」を劇場で見ました。

デビュー作「帝銀事件 死刑囚」も、DVDか何かで見ました。

「サンダカン八番娼館 望郷」も、「黒部の太陽」も、改めて立派か作品を残されてますね。

「サンダカン八番娼館 望郷」など社会派映画で…

松本サリン事件で病院を退院後、弁護士宅で記者見する河野義行さん(中央)=1994年7月30日

 「サンダカン八番娼館 望郷」など社会派映画で知られた熊井啓(くまい・けい)監督は小学校から大学まで長野県松本市で暮らした。30年前の6月27日、古里での有毒ガス中毒死事件を伝えるテレビの映像にくぎ付けになった

▲第一通報者の家に見覚えがあった。母が教員だった女学校の校長宅。通学路沿いにあり、お使いを頼まれたこともあった。翌日、家宅捜索を受け、この家を引き継ぐ河野義行(こうの・よしゆき)さんに疑惑の目が向けられた

▲14年後に亡くなった河野さんの妻、澄子さんを含め8人が犠牲になった松本サリン事件である。オウム真理教の犯行とわかるまで、捜査機関もメディアも未曽有の化学兵器テロの実像をつかめなかった。熊井さんは映画「日本の黒い夏 冤罪」で事件を描いた

▲高校の放送部の生徒たちが地元テレビ局の幹部や記者に話を聞きながら、警察の捜査ミスや誤報が生まれた真相に迫る。松本の高校生が作ったビデオ作品「テレビは何を伝えたか」を元にした戯曲を原作にした

▲初の監督作品「帝銀事件 死刑囚」で12人が毒殺された帝銀事件を調べた熊井さんは、松本の事件を「極めて専門的な知識を必要とする犯行」と考えていた

▲なぜそこに気づけなかったか。小紙も「薬品希釈中にガスが発生」など事実に反する記事を掲載し、河野さんに謝罪した。警察捜査に依存する報道の問題点も指摘された。ネットが発達した今ならどんな報道被害が生じたか。「教訓を引き継いでもらいたい」という河野さんの思いを忘れずにいたい。

松本サリン事件で被害が集中した長野県松本市北深志の住宅街=本社ヘリから、1994年6月28日

 

でした。

 

 

谷口 幸璽さんのコメントです。

宗教への無知 (谷口幸璽)

 私の職場は渋谷で、青山のオウム真理教の建物へは、歩いても15分の距離にあった。出版社(仏教雑誌)だからして、いかにもそれらしい関係者が出入りするので、会社の前の信号には盾を手にした警官が立っていたものだ。それに、今の警察は宗教に対して、余りにも無知である。これでは宗教に関する事件が起きたら、再び冤罪を引き起こしてしまう可能性がは高い。超能力を得ようと必死になって修行に励む信者たち、それを指導する狂気の指導者。どちらも正気に沙汰とは思えないが、犯罪に手を染めた彼等が気の毒でならない。彼等も、また被害者であろう。人間の「心」の素晴らしさ、また恐ろしさを正しく認識しなければならない。》

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宗教への無知 (谷口幸璽)
2024-06-28 19:34:52
 私の職場は渋谷で、青山のオウム真理教の建物へは、歩いても15分の距離にあった。出版社(仏教雑誌)だからして、いかにもそれらしい関係者が出入りするので、会社の前の信号には盾を手にした警官が立っていたものだ。それに、今の警察は宗教に対して、余りにも無知である。これでは宗教に関する事件が起きたら、再び冤罪を引き起こしてしまう可能性がは高い。超能力を得ようと必死になって修行に励む信者たち、それを指導する狂気の指導者。どちらも正気に沙汰とは思えないが、犯罪に手を染めた彼等が気の毒でならない。彼等も、また被害者であろう。人間の「心」の素晴らしさ、また恐ろしさを正しく認識しなければならない。
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