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金閣寺(鹿苑寺)

2014-07-23 15:11:42 | 京都
2014年7月22日、お参りしました。
お釈迦様の舎利(お骨)をまつった舎利殿[金閣]が特に知られ、金閣寺とよばれていますが正しくは[鹿苑寺]と言い、臨済宗相国寺派の禅寺です。この地は、鎌倉時代に西園寺公経の別荘[北山弟]がありましたが、足利三代将軍義満が気に入り、応永4年(1397)に西園寺家から譲り受け、山荘[北山殿]を造りました。金閣を中心とした庭園・建築は極楽浄土をこの地に現したと云われ、後小松天皇(一休禅師の父)をお招きしたりしました。室町幕府は中国(明国)との交易を盛んに行い、北山文化の中心地として発展しました。義満没後、遺言により夢窓国師を開山(初代の住職)として義満の法号鹿苑院殿から二字をとり、鹿苑寺と名付けられました。1994年に世界遺産に登録されました。
京都市北区金閣寺町1
map
境内案内図

総門

鐘楼

庫裡



受付で400円の拝観料を払って、唐門からすぐに金閣が目に入ります。
舎利殿(金閣)
金閣の二層と三層は、漆の上から純金の箔が貼ってあり、屋根は椹の薄い板を何枚も重ねたこけら葺で、上には鳳凰が輝いています。一層は寝殿造で法水院、二層は武家造で潮音洞とよばれています。三層は、中国風の禅宗仏殿造で究竟頂とよばれ、三つの様式を見事に調和させた室町時代の代表的な建物です。

草原島と金閣

鏡湖池と金閣、金閣の影が写ります。



鳳凰、屋根の上で見守っています。聖天子の治める平和な世にのみ姿を現すとされています。世界の平和も守ってください。合掌

花頭窓と欄干

内部





書院













銀河泉、義満公御茶の水

厳下水、義満公お手洗の水

鯉魚石と龍門滝

地蔵様



安民沢

白蛇の塚(弁財天の使い)



夕佳亭
江戸時代の茶道家・金森宗和が好んだ数寄屋造りの茶席で、夕日に映える金閣が殊に佳いと言うことから「夕佳亭」と名付けられた茶席です。

不動堂
祀られている本尊は弘法大師が作られたと伝えられている石不動明王で、霊験あらたかな秘仏として広く一般に信仰されています。

売店

黒門


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