旅行 写真で紹介 

旅のあれこれ、見たこと、感じたこと 写真で現地を紹介します。

津山城跡

2016-11-26 20:58:16 | 岡山
2016年11月24日、湯郷温泉に宿泊し、長福寺、本山寺、誕生寺とお参りし、津山市内観光です。津山市観光協会に車を留め、とりあえずは昼食です。その後、隣接する津山城跡を散策しました。入園料300円です。
リーフレットより
森忠政と津山城築城
『慶長8年(1603)、美作一国18万6千5百石の国持ち大名となった森忠政は、吉井川と宮川の合流点を見下ろす小高い「鶴山」を城地と決定し、翌慶長9年(1604)「鶴山」を「津山」と改めて城と城下町の建設を開始しました。途中、江戸城や駿府城普請、大坂の陣への出陣などに多くの年月を費やされましたが、足がけ13年を経て元和2年(1616)にようやく築城工事は終了したのです。』
津山城の城郭構成
「津山城は、山頂を削って本丸とし、本丸を囲むようにニの丸、三の丸が配置されています。麓には重臣の屋敷を配し、城下町との間を画する塀で囲んでいます。堀には6ケ所の門が設けられており、城下町の中心となる京町に面する京橋門を大手としています。本丸とニの丸には御殿が置かれ、建造物は本丸31・ニの丸12・三の丸17棟が把一され、門は本丸15・ニの丸7.三の丸11棟の門が存在しました。比較的コンパクトな面積の中に、これらの建造物群がひしめき合っている様は壮観であったと思われます。」
津山城の城主
「森氏は初代の忠政から4代続きましたが、元禄10年(1697)、4代藩主長成の跡継ぎを立てられずに領地没収となり、翌元禄11年には松平宣富が美作10万石を領し津山城主となりました。その後松平氏は慶倫まで9代続き明治維新を迎えたのです。」
津山城廃城と鶴山公園
「江戸時代の終焉と共にその役目を終えた津山城は明治6年(1873)には取り壊しが決まり、明治7年から明治8年にかけて石垣を残して全ての建物が解体され払い下げられました。その後津山城跡は県有地となり、明治32年(1899)には公園にするという条件で津山町に払い下げられました。翌年から城跡の公園化が進められ、当時の津山町議会議員(後の津山市議会議長)福井純一らの尽力により、昭和3年(1928)頃までには城跡全体が桜で覆われる現在の姿になったと云われています。津山城は現在建造物は残っていませんが、かつては数多くの櫓や門が存在していました。」
蘇る備中櫓
『備中櫓は、「森家先代実録」付図の「作州津山城本丸之図」に「上ノ櫓備中卜云 城下ヨリ見ユル」と記載されているように、本丸から南に張り出した石垣上に建てられた櫓であり、城下からの景観も含め、城内で天守に次ぐシンボル性の高い建造物であったと推定されます。さらに備中櫓はその内部構造も独特のものでした。奥向御殿の更に奥という場所に位置し、なおかつ御殿の一部として機能していたため、内部は御殿建築の仕上げとなっています。このことからは、備中櫓が藩主あるいはその家族という限られた人物のための空間であったことが推定されます。そのため通常の櫓では稀な全室畳敷、天井張りという構造で、絵図によると「御座之間」、「御茶席」、「御上段」等の全国的にも類例の余り見られない特別な空間が存在していました。このように景観的にシンボル性が高く、内部は限りなく御殿建築であるというこの櫓を複元することにより、築城当時の津山城の建造物の様子を体感してもらうことが可能となりました。そのため、慶長9年(1604)に森忠政が津山城の築城を開始してから400年目の節目である平成16年(2004)、備中櫓福元整備が行われたのです。』
岡山県津山市山下135
map






鶴山公園案内図



津山城復元図

津山城跡説明書

森忠政公像

森忠政の説明書

表門





石垣の刻印

















三の丸



尾上柴舟碑



表中門



津山城説明書









四足門説明書



備中櫓







切手門説明書













表鉄門

表鉄門説明書

本丸

城内表玄関



矢切櫓











備中櫓













五番門と土塀の説明書



天守



多門櫓説明書

景色







備中櫓











七番門と虎口





長櫓跡



涼櫓跡

月見櫓

腰巻櫓跡

鐘撞き堂











裏鉄門













裏中門



























鶴山館







お疲れ様でした。次は津山市内を散策します。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 衆楽園(旧津山藩別邸庭園)・... | トップ | 津山市内観光その1、旧津山基... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

岡山」カテゴリの最新記事