2023年10月23日、お参りしました。
「昔この祠の前の旭川に龍頭の淵という深い淵があった。この淵に大きなはんざきがいて、その近くに牛馬や人が行くと尾をもって掻き込み呑んでしまうというので村人は恐れて近づかなかったという。文禄の初年この大はんざきを退治しようと向湯原村の若者三井彦四郎は腰に紐を結び短刀を口に龍頭の淵に飛び込みこの大はんざきを討ち取った。引き揚げた大はんざきの大きさに村人は恐れ驚いた。体長三丈六尺(十メートル余)胴回り一丈八尺(五メートル余)あったという。このことがあってから、毎夜彦四郎の家の戸を叩き叫ぶものがあるので出て見ても誰もおらず、村人達は恐れて日暮れになると戸を締めて外へは出なくなったという。間もなく彦四郎一家は死に絶えて村内にも祟りがおよぶようになったので村人は国司神社の境内に祠を建てはんざきの霊を祀ったのが鯢大明神と伝えられる。この由来にもとづいて毎年八月八日はんざき祭りが行われるようになった。」
説明書
岡山県真庭市豊栄1530
map
鳥居
社殿
「昔この祠の前の旭川に龍頭の淵という深い淵があった。この淵に大きなはんざきがいて、その近くに牛馬や人が行くと尾をもって掻き込み呑んでしまうというので村人は恐れて近づかなかったという。文禄の初年この大はんざきを退治しようと向湯原村の若者三井彦四郎は腰に紐を結び短刀を口に龍頭の淵に飛び込みこの大はんざきを討ち取った。引き揚げた大はんざきの大きさに村人は恐れ驚いた。体長三丈六尺(十メートル余)胴回り一丈八尺(五メートル余)あったという。このことがあってから、毎夜彦四郎の家の戸を叩き叫ぶものがあるので出て見ても誰もおらず、村人達は恐れて日暮れになると戸を締めて外へは出なくなったという。間もなく彦四郎一家は死に絶えて村内にも祟りがおよぶようになったので村人は国司神社の境内に祠を建てはんざきの霊を祀ったのが鯢大明神と伝えられる。この由来にもとづいて毎年八月八日はんざき祭りが行われるようになった。」
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岡山県真庭市豊栄1530
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