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妙心寺(臨済宗妙心寺派大本山)

2014-08-29 11:44:00 | 京都
2014年8月27日、お参りしました。
駒札及びリーフレットより、「正心山と号し、臨済宗妙心寺派の大本山である。深く禅に帰依された花園法皇が、大徳寺の開山大燈国師の法嗣である関山慧玄を開山とし離宮萩原殿を改めて寺とされたのが当寺の起りで、室町初期に一時中断し再興後応仁の乱で再び焼失したが、乱後雪江宗深が再建、雪江の門下に、景川、悟渓、特芳、東陽の四傑出で、龍泉、東海、靈雲、聖澤の四派を生じ、門葉頓に栄えた。その後も逸材傑層輩出して、関山禅の宗風、全国を風靡するに至り、大師の法孫で、時の朝廷より国師号を拝受したもの、禅師号を賜わったもの実に260余、塔頭が相ついで建てられ、地方にも当寺の勢力は発展した。現在末寺3,500余、僧侶約7千、臨済宗各派中最大である。勅使門より北へ三門・仏殿・法堂・寝殿・大方丈が一直線に並び、その東側に浴室・浴室鐘楼・経蔵が並ぶ、室町後期から江戸初期の建築で、近世禅宗伽藍の最も完備した形を示している。大方丈の2面の庭園は清楚な名庭である。法堂内に収蔵している鐘は黄鐘調の鐘といわれ、もと浄金剛院(廃寺)にあったもので、記年銘のあるものとしては日本最古で、文武天皇2年(698)の作である。形・音色にすぐれている。寺宝には当寺の歴史に関する多くの文化財を蔵する。また、塔頭は40余に達し、禅宗本山として堂々たる寺容をほこっている。」
法堂・浴室の拝観料500円です。
京都市右京区花園妙心寺町64
map
南総門(重要文化財)

勅使門(重要文化財)



放生池

三門(重要文化財)
慶長4年(1599年)建立です。



仏殿(重要文化財)
江戸時代の建立で、妙心寺の本堂にあたり本尊さまにお釈迦さまを祀っています。

法堂(重要文化財)
明暦2年(1656年)建立です。鏡天井には、8年の年月を費やして描かれた狩野探幽の筆による雲龍図が見られます。大きさは12mです。内部は高さ8m周囲2mのケヤキの柱で堂を支えています。



写真撮影不可のため、リーフレットの雲龍図、天井を見上げながらゆっくり回ると、下り龍、昇り龍のように見えます。

大方丈











寝殿玄関

大庫裏



浴室(重要文化財)
江戸時代の建立で、明智風呂と呼ばれています。明智光秀の菩提を追善するために建立されました。一重切妻造本瓦葺、浴室内中央に浴槽と洗場があり、その南側に休息室が設けられています。浴槽は蒸風呂形式(現在で言うサウナ)で、すの子板敷の隙間から蒸気を出し四壁は正面に出入口と調節窓をもち、他の三方は板壁で閉ざされています。竃の天井は煙を逃がす小窓があります。



ゆかた姿のお嬢さん、かわいいですね。

鐘楼
風呂の合図のための鐘です。

経蔵(重要文化財)
江戸時代の建立です。

鐘楼(法堂西)
法堂に保存されているものと同型の鐘を吊るしています。

鐘楼(三門西)

北総門(重要文化財)

参道

塔頭寺院
以下は公開していません。
慈雲院









龍泉庵





聖澤院



天授院



大心院







小方丈



福壽院



如是院



雑華院



海福院





蟠桃院



養徳院



大雄院







長慶院





雲祥院



光國院



隣華院







天球院



金牛院



寿聖院、石田光成一族菩提所







天祥院



智勝院



麟祥院





春光院



大通院



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