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安国寺、足利義教の首塚

2014-07-12 17:51:04 | 加東市
2014年7月12日、お参りしました。
安国寺は、山号は東渓山で、固山一鞏を開祖として、暦応2年(1339)に新定の高台に建立されたと伝え、現在の本堂は、明治29年(1896)に再建されました。内乱による死者の鎮魂・追善や国家安全を目的として将軍足利尊氏・直義の兄弟が、夢窓国師の勧めによって、一国一寺、全国60余州に建立しようとした寺院です。
かつては良好な関係にあった播磨守護赤松満祐と将軍足利義教との関係が悪化し、嘉吉元年 (1441)に嘉吉の乱が起こります。赤松満祐一行は、足利義教を殺害し、その首を携えて播磨に下国し、当寺まで大行列で運び、播磨の禅僧を集めて盛大な法要を営みました。その後、足利家 菩提寺である京都の等持院で葬儀が営まれています。
本堂の裏手に祀られ「義教の首塚」と呼ばれている宝篋印塔(加東市指定文化財)は、総高約170cmで完全な形で残されており、紀年銘はありませんが室町時代中頃の形態 をよく留めています。嘉吉の乱からそう年月を経ずして、供養を目的として建立されたものとされています。
加東市新定851番地
map
参道

山門

門の入口でおでむかえです。

鐘楼



本堂

境内にて





















義教の首塚

由来記


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