ビラがパズルの人(東田大志)オフィシャルブログ

ビラがパズルの人ことチェバが、日常という名のパズルを解き明かす!?

ビラがパズルの人世界進出計画@シドニー

2012年06月24日 15時42分40秒 | ビラがパズルの人世界進出計画
お待たせしました、今日はシドニーでのビラ配りの様子をお届けします。

初めての海外でのビラ配りで、不安もあったのですが、いざ配ってみるとなんとすごくたくさんの人に受け取ってもらいました!
1日目はあいにくの雨だったんですが、高架下を選んで配ったので、全く問題ありませんでした。

念のため交番に寄ってビラを配ってもいいか聞いてみたところ、"No problem, But be careful." とのことでしたので、堂々と交番の前でビラを配ってきましたよ。

それでは、シドニーでのビラ配りの様子をどうぞ!!















[撮影協力:通りすがりの親切な方々。Thank you very much!!]



みなさん親切で、写真撮影に気軽に応じてくださって、さらにポーズまで決めてくださっている人も多数。
シドニーの人はノリがいいんでしょうか(笑)

シドニーでは、日本の平均(1時間に約100枚)を大きく上回るビラのはけ具合で、1時間に180枚くらいがなくなっていきました。
ちなみに配る時は、"This is puzzle! My original puzzle!"と言ってました。

あと、タスキの文字がしれっと「世界進出中」になっているのにお気づきでしょうか。
今後の5大陸制覇に向けて書き直しました。

配るパズルは、『京大・東田式 英語力向上パズル』(小学館101新書)の中の、英語圏の人でもできそうな「英単語セレクト」を選びました。
日本と同じように「できました!」と言いにきてくれる人もいて感激でした。
そして何よりこれは、チェバの作る英語パズルがネイティブの人にも通用するってことですよ!!これは嬉しい。



世界での初ビラ配りは、ひとまず大成功だったと言ってよいでしょう。
この調子で、次の国(どこにしようかなぁ…?)でもがんばりたいと思いますp(^^)q

パズルのビラ、シドニーへ!

2012年06月15日 16時26分07秒 | ビラがパズルの人世界進出計画
ただいまチェバは、成田空港におります。
そうです、ついにビラ配りで初めて海外に行こうとしています!

海外最初のビラ配りは、二転三転しましたが、オーストラリアのシドニーで行うことにしました。
英語力向上パズルの本を出したこともあり、まずは英語圏の国でビラ配りをして来ます。
数字や図形のパズルでも良かったんですが、あえての言葉パズル(もちろん英語を使うもの)で挑戦します。
オーストラリアの人は、はたしてビラを受け取ってくれるのでしょうか?
また、ネイティブの人には、チェバの作る英語パズルは受けるのでしょうか?

昨日までに英語のビラを作成、タスキも「ビラがパズルの人『世界』進出中」としました。
反応が楽しみです。

土日とシドニーのセントラル駅付近でビラを配り、月曜日夜に帰ります。その間は携帯が通じません。
ご用の方は、パソコンにメールをお願いします。

オーストラリアから帰国しました

2010年09月25日 01時03分14秒 | ビラがパズルの人世界進出計画
昨日、無事に3泊5日の学会渡航から帰って来ました。
この間、連絡が取れなくてすみませんでした皆様。

ブリスベンでの学会発表は無事に終わりまして。
初めての英語発表だったんですが、まぁうまく出来たのではないかと思います。
コンピュータ関係の学会だったので、アナログ人間なのはチェバだけでしたけどね(笑)

学会会場はこんな感じ。



会場の最寄り駅はサウスブリスベン駅でした。
めっちゃおしゃれな建物だと思ったら、19世紀終わり~20世紀初め頃の西洋建築なんだそうです。



電車にも乗ってみたりして。
改札は誰でも入れるし誰でも抜けられるしで、けっこう適当な印象でした(笑)



ブリスベンの街並みはこんな感じ。





現地では、ずーっと学会に缶詰でまったく観光ができませんでした。
それから、先生に毎晩日本料理屋に連れて行かれたので、オーストラリアの料理も食べずじまいで。

また、観光目的でもいつか行きたいと思いました。
街自体はすごくいいところです。

オーストラリア行きのお知らせ

2010年09月18日 00時22分52秒 | ビラがパズルの人世界進出計画
私ビラがパズルの人は、9月19日~23日まで、オーストラリアのブリスベンに行っています。

"Machine-made Puzzles and Hand-made Puzzles"というタイトルで、学会発表するためです。
英語での発表は初めてなので、うまく出来るかどうかは分かりませんが。

ついでなので、学会の会場でビラ配りもして来ようかと思います。
路上で配るのはもうちょっと時間のある時に、ちゃんと現地の道路使用許可について下調べしてからにします(笑)

というわけなので、19日~23日は音信不通状態になります!
すみませんが、その間に連絡を取りたい方は、帰国後までお待ちくださいね。

モザンビーク体験記・完結編

2009年04月27日 07時10分04秒 | ビラがパズルの人世界進出計画
モザンビーク体験記最終回は、現地で食べた物をどどっとまとめてご紹介します。


まず、何と言ってもモザンビークの名物はエビなどの魚介類です。




肉類もあります。





こちらはヤギ肉カレーですな。




海に面しているので、魚も美味しいのです。





下は、お肉やお魚にかける「ピリピリ」という名前の香辛料です。
めっちゃめちゃ辛いのですが、それを現地語で「ピリピリ」というのがまた面白いですね。




お次はスープ。豆の味でした。



食後は、デザートのケーキ。





どうですか、そんなに日本と変わらないでしょ。むしろ、日本のふだんの食事よりもずっとご馳走です。

もっとも、今までご紹介した食べ物は、すべてレストランで出されたものばかり。

村でご馳走して頂いたのは、次のような食べ物です。

まず朝ごはん。
パン、ハム、卵に加えて、トウモロコシがあるのが特徴です。
でもこのトウモロコシ、日本でイメージされるものとは違い、甘くありません。




続いて、ここからは村の夕食の様子。








村での主食は、ご飯に加えて、「シーマ」と呼ばれるトウモロコシを潰して水とこねたものがあります。

最初はご飯もあるし大丈夫かと思ったのですが、日本米と異なりパサパサで粘り気がないため、日を追うごとに飽きて来てしまいました。
シーマは味が全くなく、最初の2,3日間は大丈夫だったのですが、やっぱり最後の方はちょいと苦痛になってきました。

おかずは、毎日がカレーのようです。
ただ、中の具は変わっていきますので、割と楽しめました。
それから、カレーと言っても全然辛くないため、甘口カレーしか食べられないチェバでも大丈夫でした。



次に行く時は、シーマと現地米にもうちょっと慣れてから行きたいな、なんて思ったり。
帰りの飛行機の中で食べた日本米が、とても美味しく感じられたものです。

でも、全般的には、そこまでカルチャーショックを受ける食べ物は出なかったように思います。
案外モザンビークでも、チェバ生きていけるかもしれないな~。。。(完)

モザンビーク体験記その6

2009年04月12日 21時26分12秒 | ビラがパズルの人世界進出計画
ちょっと間が空いてしまいましたが、モザンビーク体験記の続きです。

これまでのモザンビーク体験記ですが、何か重要なことが抜けていましたよね。
そう、現地の子供たちにパズルを教えている光景はまだか!!と。

ようやくですが、今日はその写真をアップいたしましょう。



チブートに滞在中、病院や学校を訪問しました。

まずは、病院の様子。



次の写真は、歯医者さんの様子です。



さすがに町の一番大きな病院とあって、衛生的には悪くなさそうです。

でも、たとえば歯医者さんなんかは、削るか抜くかしか治療法を持っていないように見受けられました。
逆に、マラリアなど現地の人がよくかかる病気については、治療法がとても発達しているようです。

チブートの病院が抱える問題点は、治療法よりもむしろ、医者不足にあります。
待合室に入りきれず、病院の外で診察を待つ人たちの様子が、あちこちで見られました。



続いては、現地の小学校の様子。
なかなか衝撃的な光景でした。これ、教室です!



いやぁ、話には聞いていましたが、実際に木陰で算数の授業を受けている子どもたちを見るのは、衝撃的でした。

それから、たとえ青空教室でなかったとしても、子どもたちはこんな建物で授業を受けています。



これ、教室です。
試しに中を覗いてみましょう。



ねっ、机はありませんが、ちゃんとみんな勉強しているでしょ。

下の写真は、ここの小学校のみんなに、絵を描いてもらっている様子です。



ここの教室だけは、建物が立派でした。
でも、机がないので、椅子を机の代わりにしているのがお分かりになりますか?
勉強するには、ちょっと不便そうですよね。



さぁ、そして、皆様お待ちかね(?)中学校での数独授業の様子であります。



下は、京都新聞に掲載された写真と同じものですね。



モザンビークの中学校には、ちゃんと制服があるんですねぇ。
というのはさておき。

モザンビークの子どもたちは、ふだん歌ったり踊ったりするのが遊びの中心らしく、ルールを持った遊びはあまり馴染みがなかったもよう。
まずルールを理解させるのに一苦労でした。

けれども、チェバ作の問題を1人1マスずつゆっくりと埋めていってもらい、最後の1マスが埋まった瞬間には、みんなが笑顔を見せてくれました!!

数独の楽しさ、モザンビークのみんなにも伝わったかな~。



最後に、首都マプート郊外にある最先端の専門学校の様子をご覧あれ。





この場所だけは、発展途上国とはとても思えませんでしたね~。
電気すら通っていないところが多い中、パソコンルームがあるなんてものすごいお金のかけようです。



さて、長らくお伝えして参りましたモザンビーク体験記、いよいよ次回が最終回となりそうです。つづく。

モザンビーク体験記その5

2009年04月05日 01時01分52秒 | ビラがパズルの人世界進出計画
しばらく更新が滞ってしまいすみませんでした。
モザンビーク体験記の続きをどうぞ。

◆◆◆◆◆◆◆◆

チブートの村の人たちは、朝ニワトリの鳴き声とともに起きて、午前中に様々な仕事をし終えてしまいます。
というのも、日が高く昇ると、暑すぎて仕事にならないからです。
また、仕事をするのは主に女性と相場が決まっているようです。

まず、村の人たちにとっての最も重要な仕事の一つに、水くみがあります。



これは、村の皆さんが井戸から水を汲んでいる様子です。
チェバが滞在した村からここの井戸までは、約1km離れています。
村の人たちは、毎朝ここに来て水を汲み、自分の村へと戻っていくのです。

チェバも、ささやかにお手伝い、と。



ここで汲んだ水は、頭の上に載せて持って帰ります。



この女性たちが頭の上に載せている水の容器、なんと25kgもあるんです!!
普通の日本人の女性じゃ、持ち上げることすらままならないような重さですよ!!
でも、ここの女性たちは、このまま1km以上離れた自分の村まででも歩けてしまうのです。
ちなみにチェバも挑戦しましたが、頭に載せることなんてもちろんできず、100mほど手で運んだところでギブアップしました(笑)



続いては、洗濯の様子。

洗濯場は、井戸のすぐ近くにあります。



やっぱりささやかにお手伝いを。



干す時は、木と木の間にかけた紐に引っかけていきます。





それから、もちろん畑仕事もあります。



上は、この村にたくさん見られるトウモロコシ畑の様子。
他にも、カボチャやオクラなどが植えられていました。



これはオクラですね。

農作物を持って帰る時も、やっぱり頭の上。





最後は、薪割りの様子を。



これもやっぱり、ささやかにお手伝いをしようと思ったのですが……



上の写真では、あたかも手伝っているかのように見えますけれどもね。
実はこの薪、めっちゃめちゃ割るのが難しいんです。

日本の薪は太くて、しかも小さな力で簡単に割れるように出来ています。
けれどもここの薪は、細くてしかも堅くてなかなか割れないと来てる。

そのため、慎重に斧を振り下ろすと全然割れないし、力いっぱい斧を振り下ろすと土を耕してしまうし、全くもってチェバは割ることが出来ませんでした。
けれども現地の女性たちは、いとも簡単にこの作業をやってしまうのです!



いやはや、結局チェバがここチブートでまともに出来たお手伝いは、お皿洗いと洗濯物干しぐらいのものでした。

そして、ここでたくましく生きる女性たちを見ながら、「文明化」とはつまり「人類の弱体化」に等しいのではなかろうか、なんてことを考えてしまったりするのです。。。つづく

モザンビーク体験記その4

2009年03月31日 00時38分25秒 | ビラがパズルの人世界進出計画
チブートに到着した翌日、村の人たちに料理をご馳走するため、市場まで買い出しに出かけることにしました。

ところが!

二台あった車のうち、一台がエンスト。
残る一台のトラックに、人と荷物を全部積まなければならないことになりました。

これは要するに、人が荷台に乗るしかない!ということでして。

なかば喜びながらトラックの荷台に積まれ、ごとごとと市場まで揺られていきました。
荷台から写真を一枚。



これが、チブートの市場。
中では、色々な物が売られていました。







ちょっと下のお店を見てくださいな。



ここ、食べ物と女性用下着が一緒に売られていますネ。
チブートでは、市場でお買い物をするのは女性の仕事と相場が決まっているようです。
そのため多くのお店では、女性向けの衣類なんかも、食べ物と一緒に置かれています。

さぁそして市場には、衝撃的な食べ物も……



目を背けるなかれ、これは現地の人たちの立派なカルシウム源なのであります。
えぇ、もちろんチェバも食べましたとも。

味は、外側はカリッと、内側はサクッとしていて、なかなか美味し……くはありませんでしたねぇ(笑)
いやぁ、佃煮みたいに濃い味付けだったら気にならなかったんでしょうけど、虫独特の臭さがやや鼻に残る感じで、ちょっと後味が悪い。
やっぱり虫は、素焼きじゃ日本人の口には合わないみたいですね(笑)



さてさて、日本食を作るなら、肉も必要だろうということで、養鶏場で鶏を一羽ゲット。



そして、この鶏をさばくのはチェバのお仕事に。。。





この写真、ちょっとアヤシイですよね(笑)

さばき終えた鶏肉は、チャーハンに注ぎ込まれました。




この日、みんなで作ったのは、主にチャーハンと日本風のカレー。
お米が日本米じゃなかったため手こずる場面もありましたが、無事に完成しました。

村の皆さんと一緒に、いただきます。



村の人たちは、外でござを敷いて、その上に座ってご飯を食べます。
上の写真も、そんな様子ですよね。

それから、料理を作るのももっぱら外。
家の中で火を使うと、火事になってしまう恐れがありますから。

だから、料理に土が混ざってしまうのか、時折食べるとジャリジャリという時があります。
でも、そんなことを気にしていたら、この地では生きていけません。



電気が通っていないここでは、今日も満点の星空。

でも、南十字星を見てはしゃいでいる私たちを見て、逆に村の人たちは、夜空に一体何があるのかと不思議がっているのです。。。つづく

モザンビーク体験記その3

2009年03月28日 03時20分53秒 | ビラがパズルの人世界進出計画
京都新聞の記事ですが、WEB版が出ているようなので、リンクを貼っておきますネ。
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009032600040&genre=G1&area=K00

同じ記事が、ヤフーにも転載されています。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090326-00000005-kyt-l26

ちょこっと宣伝でした。
では、モザンビーク記の続きをどうぞ。

◆◆◆◆◆◆◆◆

13日の金曜日、首都マプートを出発し、チブート市の村へと向かいました。



のどかな道を進んでいきます。
途中ずっと、地平線が見えていました。



見渡す限りサバンナの草原ですが、ライオンやシマウマなどは全くいません。
現地の人たちの話によれば、内戦時代に大きな動物は絶滅してしまったんだそうです。

でも途中、牛が道路を横断する光景に出会いました。



どうやら牛のような家畜はいるようですな。
ちなみに、牛のほかにモザンビークで見かけた動物を列挙すると、犬、猫、豚、鶏、馬、カラス、カエル、アリ、カマキリ、バッタ、トカゲ、ゴキブリ、ハエ、蚊、黒いミミズのような生き物、褐色のカブトムシのような生き物、と言ったところでした。

動物に関しては、あまり日本と変わりないようです。



さて、そんなこんなで、これから滞在予定の村に到着しました。



の、のどかすぎる!!

そして、村の人たちはこんな人たち。
大変お世話になりました。



子どもたち、かわいい!!

ふだん村の人たちは、家の中にいないで、外に出て木陰にいることが多いようです。

外で何をしているかと言うと、髪結いをしたり……



杵つきをしたりしています。



杵でついているのは、餅じゃなくてトウモロコシ。
杵つきをすることによって、実と芯が分離できるんだそうです。アッタマいい!


さぁそして、このチブートの村でチェバが泊まらせて頂いたのは、この家です。



床は土のままで、寝床はそこに敷いたマットレスの上です。
当然土の上は、バッタやアリなんかが這いまわっています。
でもそんなの気にしていたら、この場所では生きていけません。

そして、トイレはこれ。村の人たちと共同で使います。



トイレはトイレでも、ここは小便用トイレで、男女兼用です。
トイレと言っても、特別に何か便器がこしらえてあるわけではなく、ただ四方を藁の壁で囲ってあるだけです。

そして、さらに驚くべきは、なんとここは水浴びをする場所でもあります!
つまり、トイレの場所と水浴びの場所が同じ場所なのです。

だからここに水浴びに来る時は、サンダルを履いて来なければなりません。
みんなが小便をしている場所で靴を脱ぐわけにはいきませんからね。

水浴びは、たらいの中にお湯を入れて頂いているので、それを手ですくって体にかける形になります。
石鹸やシャンプーは、貴重な水を大量に消費するので、使うことができません。

ここは、水道なんて通ってないし、ましてやシャワーなんて贅沢なものはありません。
1km離れたところにある井戸から、毎朝水をくんで来なければならないのです。

ちなみに、ここからすぐ近くに、大便用のトイレもあります。
ここはちゃんと地面に穴が掘られていて、比較的快適でした。
しかし、この穴は夜になるとゴキブリの巣窟となるので要注意です。
(チェバが夜にここを使ったところ、ゴキブリ君が便器の中から飛び出してきて、チェバの腕にピタリと止まりました)


さぁ、水道も電気も通っていないこの場所で、果たしてチェバは生きていけるのでしょうか。。。つづく