須磨観光ハウス~花月と猫の物語

1937年(昭和12年)に神戸市迎賓館として誕生した須磨観光ハウス「花月」と猫ちゃんたちを応援するブログです。

冬毛 ⇒ 夏毛??

2021-06-08 20:06:47 | 猫の物語
昨年掲載したニャニャの子育ての映像を見ていると??同一猫??と思うところがありました。そうです・・・襟足の長さが全く違います。ニャニャは本当は長毛猫だったんですね。折しも6月2日に花月に行ってびっくりしたことがあったので、謎はすぐに解けました。


昨年(2020年8月頃)の子育てニャニャさん

現在(2021年)のニャニャさん。まだ増毛モード

ちょっと前のもてもてロロちゃん写真を見てください。そしてその次の写真と比較してください。
「ロロ??散髪したん???」と声をかけてしまったぐらい、ごっそりと襟足の毛が無くなって、顔が小さくなっています。

モテモテ&もさもさのロロさん


セルフカット(?)後。「ちょっと気分変えてみたの」

マネちゃんによると、ビビも5月末のある日突然、長毛がごそっと抜けて、夏毛に変わって、子育ての場所からご飯食べに来たそうで「誰・・?」って感じだったそうです。

他に誰かいるかな? バンちゃんとか、ボブとかかな。大好きなユキちゃん(モフの兄貴)には会えてないので分かりません。

モフも当然抜けるはずですね。「僕はモフ・モフ」を見ると、そういう見方で一枚目の写真と二枚目の写真は首回りが違うように思います。モフは他の猫よりおっとりしているのか今年(2021年)6月2日は長毛のままでした。そうそうモフちゃんよく食べて、とても大きくなっています。2歳になってからもまだ成長しているモフちゃん、やはりキレッキレですね。他の子とは違います~。よっ看板猫!!

仙人感全開のモフさん。これは2021年2月頃

家の中で飼っている猫にはあまり暑い寒いがありませんよね。私の家猫達は病気がちだったこともあり、中年になったころから夏はずっ~とクーラーを入れっぱなしにして仕事に行ってましたので、冬毛⇒夏毛へごっそり抜けるところを一度も見たことがありません。

私の子の中には長毛の子もいましたが、クーラーのおかげで冬夏の毛量はあまり変わりませんでした。しかし、5月から6月の時期にはアレルギーでよくハゲたりしてましたし、亡くなったのは昨年(2020年)6月でした。この時期、人にとっても猫にとっても気候の変化は意外と厳しいのかもしれません。

冬毛から夏毛、夏毛から冬毛、外飼いの猫にとっては死活問題。

花月猫ちゃん達は愛情とご飯はたっぷり貰っていますが、過酷な環境で生きているんですね。頑張れ~!


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ゾロの子供達 ~ 2021年5月6日生まれ:里親募集中

2021-06-06 19:17:41 | 猫の物語
今回若年出産をした姉妹ゾロとビクトリア、子育ての命運を分けた理由は分かりません。残念ながらビクトリアの出産場所は不明、子育ても放棄してしまったようです。
ゾロは料理長が作ってくださった新猫小屋の2階で4匹の子供を無事出産し、賢母となりました。

そもそもゾロは用心深くて単独行動が多く、人にも全く近寄らず「懐かない奴ら」のNo.2でした。その替わりかどうか分かりませんが、目ヤニも無く、ツルッとしたきれいな毛並みをしています。

元《ナツカナイーズ》のメンバー、ゾロさん

コロナ禍なので妙に納得しますが、「同種・異種の生き物に近づき過ぎない」ことは自己免疫力を保持し、低下させない最善の方法なのかも知れません。私達も手洗い・うがい・マスク以上に「人に近づかないこと」が大事です。滑舌よく離れて話しましょうね。

そういえばニャニャも目ヤニはありません。母猫達が出産時に孤高を守るのは、お腹の子供の保護という単純な理由だけではなく、妊娠・出産によって低下する自己免疫機能を守るという理由があるのかもしれませんね。オス猫の方が甘えん坊、メス猫は気が強くツンデレと一般的に言われている訳も説明できました。

私達も医療従事者の方々にご迷惑をかけないために、猫に学びスティホーム、外に出ても人と一定の距離をとるように努める・・・自己免疫力保持のために最良の方法をゾロが教えてくれました。

さて、ゾロの4匹の子供達、仮面のゾロ柄が2匹にグレー、クロの計4匹です。
ゾロは2階に置かれた段ボール箱の中で出産しました。しばらくして子供達が大きくなると落下の恐れが出てきますので、「どうするのかなぁ」と心配していました。ある日料理長が「今日1階に引っ越しをしたよ」と教えてくださいました。さり気に見守ってくださる料理長ありがとうございます。ゾロは子供を一匹ずつ連れてお引越しをしたようです。



2階ではどの子も目ヤニが出ていなかったのですが、5月末からグレーちゃんの片目が怪しくなりました。2階では転落してしまうかもしれないので、仔猫が活動できない。。。生きていくためには、みんな、やむを得ない選択があるのですね・・・感染症を越える体力を養って、元気に成長してほしいと思います。



さて、ゾロ自身も4匹の授乳でたくさん食べなければなりません。「人が嫌い」などといってられなくなりました。私との距離も近づいて、懐いてはいないにせよ撫でられるようになりました。

料理長はゾロの賢さや一生懸命な子育てに共感してくださって助けてくださっています。実はゾロが段々と人に懐くようになったのも料理長のおかげです。

みんなの協力で花月猫ちゃん達が立派に育ちますように!!



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ハナ(ニャニャ)の子供達 ~ 2021年4月20日生まれ:里親募集中

2021-06-05 19:33:42 | 猫の物語
ハナ(愛称はニャニャ)が子育て上手なお母さんというのは、昨年紹介しましたね
ニャニャの基地はレストランから直接出られる装飾的な非常階段です。ニャニャと子供達はガラスドアを向こうにいますので、スタッフさんが洗濯を干したり片づけものがあったりするときにいつも通るジジの基地──バックヤードの子ども達と違って、人と頻繁に接する機会があまりありません。

子育て上手のニャニャさん

ニャニャの昨年の子供達、コニャニャ・ペコ・ポコは人に懐かず、住処を谷の方や南エリアの目立たない場所に移してしましました。ご飯はニャニャの基地に食べに来ますので時々チラッと会えます。昨日はコニャニャが東エリアに回って来ていました。お母さんのコピーです!ビックリした!!

ニャニャは妊娠中、出産直後には子供を守るため人に懐きません。先月末、関西に大雨が降った日があって、庇の少ない南エリアの子供達が大雨の水に飲まれてないか心配しましたが、ものづくり名人のマネちゃん仕事が早い!段ボールを工夫して守ってくれました。形が良かったようで4匹の子供達も伸び伸びしています。時々仔猫をさらおうと狙っているカラスも来なくなりました(カラスも食べることに必死なのです。カラスを寄せつけないように工夫しますが、虐めることはしません)。

改装ニャニャ基地~災害・防衛機能を強化

で!・・・今回は賄賂・袖の下作戦。チュール3本を一気に献上してニャニャの信頼を勝ち得ました!!授乳でいつも空腹なニャニャは速攻気を許してくれたようです。ニャニャ、お主もワルよのぅ、ウヒヒ・・・。チュールに替えて高級カリカリや高栄養カリカリをあげていますが、ニャニャは少し不満そうです。子供達も生後一月経過した5月末には、カリカリを食べれられるようになりました。

4月のとある雨の日に、ラビがニャニャ基地の上に座っているのを見ました。アッと思った通り、仔猫達の顔を見ると多分ラビの子です。皆さまも写真でご確認ください。
ニャニャの姉妹、ジジの子供であるパンちゃんも碧眼ですが、今回の子供も青い目です。ゴッドマザービビの血の中に碧眼があるんですね。



ニャニャの子供達は「白猫の碧眼ではない」ので耳は大丈夫です。ラビに似て?尻尾も真っすぐです。残念ながら目ヤニが酷いのですが、マネちゃんと若女将がお医者さんに連れて行くようです。親は性格もよく身体も丈夫ですので、眼が治ったら元気に育ってくれると思います。

出産ラッシュ、仔猫は11匹、順次紹介しますが里親さんを募集しています。



ジジ3匹、ニャニャ4匹、ゾロ4匹=11匹。。。まだビビがどこかで産んでいるんですよね。ハルちゃんやミーコ、シマコも産むかも。。。できるだけ里親さんを探しつつ、マネちゃんと若女将は全員最後まで面倒を見続ける覚悟です。


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