須磨観光ハウス~花月と猫の物語

1937年(昭和12年)に神戸市迎賓館として誕生した須磨観光ハウス「花月」と猫ちゃんたちを応援するブログです。

ラビとウニ太郎の家庭(1)~2021年8月20日ウニ&ジジ家  ジャスミン避妊手術

2021-09-17 13:08:17 | 猫の物語
ラビとウニ太郎は2019年頃の少年期、時を同じくしてフラッっと花月にやってきたオス猫だと聞いています。ライオン家族にみられるルールと同じなら、新しいオス猫、たぶん子供のオス猫は、受け入れられることもあるようですね。新しいメス猫は猫の大家族に受け入れられないようですから、ラビもウニ太郎も「ラッキーだった」といえるでしょう。


 うろこ状の縞模様4匹 + ちょっと黒い縞1匹

7月26日に料理長から「ジジが5匹子供を産んだ!」と連絡をいただきました。北側バックヤードにある安全な段ボール箱の中での出産です。ジジは前回の子育てで、順調に育っていた渦ちゃんとコボブ(仮)が突然いなくなり、辛い目にあいました。今まではどこかで産んで、しばらく育ってから北側バックヤードに連れて来ていたのですが、今度はもっと人を信頼して、人間の近くで産むことを選んだようです。

箱穴から覗くとジジに「シャー」っと叱られるので、ジジがご飯を食べに行った隙に、マネちゃん達が交互に安全確認をしたそうです。今度は人間の目も手も借りながら、5匹は暑い8月を乗り切り順調に育ちました。5匹ほぼ全員がうろこ状の縞模様、もう間違いなくウニ太郎の子供です!ウニちゃんもちゃんと分かっているのか、乾燥機の上から見張りを怠りません。



もともと薄暗いバッグヤードの箱の中、全く写真が撮れませんでした。無理に撮ってみても5匹が固まった猫玉状態、見るのは可愛いのですが、写真でお伝えするのは無理でした、お許しを!!
ジジと子供達は、小さい段ボールから軒下に避難していましたが、お盆を過ぎてやっと出てきました!ちょろちょろ危ない!!マネちゃんが得意の段ボール工作技を駆使して安全な仮住まいを作ってくださいました。マネちゃん、ここ数年で段ボール基地を作る技がかなり上達しているようです。二重扉でジジだけは簡単に、チビ達には難しい出入り口、忍者屋敷のような仮住まいができていて「ひぇー」っと舌を巻きました。





出産については、正直「えぇ~、またぁ~」です・・・おめでたい出産ではあっても2021年春~夏、ちょっと多すぎます。みんなが元気なので、出産も多いのでしょうが、仔猫も母猫も、今後の健康を考えて、飼い主であるマネちゃんには、そろそろ経産婦の避妊から考えてほしいと思っています。

そうそうお盆の頃ジャスミンが避妊手術をしました。夏の暑い中膿んだりしないかと心配でしたが、1ケ月後9月中旬に会うと、傷もきれいで、身体も以前よりふっくらと健康そうでした。



身体の弱かったジャスミンがこれで長生きできると嬉しいな!