須磨観光ハウス~花月と猫の物語

1937年(昭和12年)に神戸市迎賓館として誕生した須磨観光ハウス「花月」と猫ちゃんたちを応援するブログです。

ゾロの子・トム~どうか無事に育ってくださいね

2021-07-08 06:09:50 | 猫の物語
渦ちゃんに続いて、若女将に注目され、名前を貰った子がいます。ゾロの子「トム」です。ゾロが二階から一階に降りてきたとき、即、眼病にかかりましたが完治、すくすくと元気に走り回っています。



ニャニャ・ラビの子達もみんな眼病にかかりましたが、お医者さんで治療してもらい快方に向かっています。花月猫は鼻と目の病気にみんな罹ってしまいます。集団感染なので、ここで暮らす限り仕方のない、宿命の病気です。逆の視点で見ると、それに負けない子が生き残っていくのだといえます。

さてさて、渦ちゃんショックはまだ癒えていないので、もう1匹やんちゃで結界?の外に出そうなトムのことがとても心配です。


     ロロとトムちゃん。忙しいゾロに替わって子守中。みんな協力して子育て!

ゾロのチビちゃん達はかなり大きくなりました。秋が来ないと生後1歳にならない新米母のゾロの三分の二ぐらいの大きさに成長しています。しかし、まだまだ子供で危なっかしい動きが多いので、見ていてハラハラします。チビちゃん達が谷の縁にいたりするとゾッとします。大人は自力で谷の昇り降りができますが、小さい子供は下手をすると転落してしまいます。

結界を越えてしまったトムを、小さいお母さんゾロが首根っこをくわえて、ハウスに戻しているところを目撃しました。思えば、ゾロ自身も半年前ここで育ったのです。ゾロはとても用心深く、出産するまでほとんど人に懐きませんでした。用心深いのでご飯の時間も他の猫より遅くなってしまうこともしばしば、だからなのか身体もそんなに大きくならなかったのですが、無事生き抜き、お母さんになれました。

トムちゃん、ご用心ご用心・・・好奇心もやんちゃもほどほどに・・・どうか無事に育ってください。


      ロロちゃん子守中。ゾロより年上です。ゾロはロロのオバサンなんです。


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