母の日を想う その３ スミダノハナビ

車を悠々停めれるスペースのある花師の店。
その店先に自転車が停まりました。

「あの～・・・」

申し訳なさそうに入ってくる女性客。
確かに入り口まで遠いんで、ちょっと入りづらいかもしれないので
このパターンではそうそう驚かない！
その頃丁度、仕入れから帰ってきて花の掃除の真っ最中。

「ラッピングだけしてもらえますか？」

一瞬考えて「ラッピングだけですか？」と聞き返す。

「幸福の木を他所で買ったんですが、ラッピングだけお願いしたいんですが」

「いいですよ！でも・・・・どれくらいの大きさですか？」

その一瞬、さっきまでビクビクしていた表情が一片！
一気に生気を取り戻したかのように元気な声に変わっていく。

「８０センチくらいです。すぐに持ってきます」

少し時間を置いて男性の方が、汗を掻きながら入ってきた。
早速ラッピングを開始！
瞬く間にラッピング終了。ですが・・・これを抱えて戻るには少々キツイ。
結構重たいもんなんです。
車を店の前に横付けにしてもらい、後ろに積んで名詞を渡す。
遠慮してたんでしょうね。
車は遠く離れたコンビニに駐車してたようで、結局行きも帰りも汗だくになってしまったようです。

まぁ色んな人が来ます。

他所で買った花束が気に入らないから、組みなおしてくれ！ってのもありましたし、電話でランが枯れたから引き取って下さい。ってのもありました。
なんでもええんです。
きっかけは何でもいいんです。
一瞬でも頭にうちの店が過ぎってくれたらそれでいいんですが・・・
まともなお客さんがいてないってもの、店主に似てるんでしょうか？

さぁここからは「母を想う日」です。

この雨を見ていると、紫陽花はピッタリです。
「母を想う日」シリーズを書き始めてから、アクセス数も上がってきております。
ＨＰのＴＯＰページからブログと言う形が、ちょっとづつでも浸透してきたんでしょうか？
ありがたいことです。
今日の商品も紫陽花です。
最近の紫陽花はとにかく素晴らしい！
１度手にとって見てもらえればわかります。

今日は名前が素敵な紫陽花です。

「スミダノハナビ」

去年もかなりの人気で、一瞬にして予約数が売り切れ、店頭に並ばなかった紫陽花です。
名前の通り、隅田川の花火を連想させる見事な紫陽花です。
色も緑・白・青と３色に変化するのが、とても美しく綺麗です。
花も強く、植え替えしなくてもそのまま花を付かせる優れものです。

お値段は３１５０円
全国発送も致しますので、ご予約はお早めにお願い致します。
限定数は１５個です。

それではよろしくお願いいたします。