花師のここだけの話し

花師がお届けする熱い想い。気ままに気まぐれに、ぼちぼち更新。ええ塩梅でお届けします。

ピンクの冷蔵庫

2008-10-09 18:29:51 | Weblog
本日はうちの両親の結婚記念日。
妹夫婦が食事をご馳走するとのことで、イソイソを帰っていった。
帰り支度をしている最中、花師はせっせとプリザの新作を創っていたので、いつ帰ったのかさえ気付かなかった。
忙しすぎて昼ごはんを逃した花師は、只今絶賛空腹と格闘中!

昨日はお昼から、近所の中学校に職業体験なる毎年恒例の課外授業の講演行ってきた。
あいさつの出来ない中学2年生。
どうしたもんだろうか?
中学校を一歩出れば、素直な子供たちになって、あいさつなんて出来るのに、学校内ではつっぱってしまう悲しい思春期。
今日も放課後、化粧の濃い中学生がすれ違い様に「こんにちは!」なんてあいさつ。
出来るやん!とうれしくなる。
まずはぼちぼち、ここからはじめましょう。

さて、店の改装もほぼ完成となり、残すは床を綺麗に洗って貰うだけとなった。
5年間、踏みしめてきた床は、赤に近いピンクが見えないほどに黒ずんでいる。
この汚れが、歩んできた証しなのだろうか?
・・・ただ単に汚れてるだけでしょう。やっぱり。

先日、「Kamipro」なる、花師の愛読書に、所ジョージさんと格闘家の所英男さんが対談を行っていた。
何故か自宅に3台も冷蔵庫を持っていたと告白した所君に対して、遊びの王様所さんが、「色塗って下駄箱にでもしたらおもしろかったのに」なんて、とても残念そうにしていた。
所さんはわざわざ、めんどくさい事を好んでするという。
家に居るときは湯飲みでお茶を飲み、遠くまでドライブがてらに買い物に行くらしい。
無駄な時間を楽しむ事によって、普段では見えないものが見えてくると言う。
だから冷蔵庫も、わざわざ時間をかけて塗るべきだ!と残念がる。
格闘家もわざわざ入場に曲を掛けるのも、それと全く同じという所さん。
わざわざ時間を掛ける事がすなわち、「遊び心」だと言うのだから、読んでる花師は腰を抜かして鱗が目から落ちた。
家に放置されていた小さな冷蔵庫。
ベランダから引き摺り下ろし、外をピンクで染める。
中は青い空を連想させるスカイブルー!
サボテンやミニ観葉を並べてディスプレー。

所魂

遊び心を忘れたら、花屋なんてやっていけない。
遊び心の延長に、作品作りがあるのだから、どんどん馬鹿馬鹿しい事をするゆとりを持ち続けたい。

ピンクの冷蔵庫

これが意外と評判がいい。
「かわいい」ともっぱらの評判なのだ。

花師にピンクとは掛け離れし過ぎてる。
でも、それはそれでまたギャップが面白い。

改装をしてまたひとつ、今までの領域から一歩、前に出れたような気がする。

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