花師のここだけの話し

花師がお届けする熱い想い。気ままに気まぐれに、ぼちぼち更新。ええ塩梅でお届けします。

士 別れて三日なれば即ち・・・

2007-10-12 18:39:16 | Weblog
東京で30%強、大阪で20&強と、色々な意味で注目を集めた「亀田劇場」。
みなさんご覧になりましたか?

その時花師は、「藤井寺市商工会青年部」の会議の為に、ワンセグ携帯で小さく観戦。
試合前の舌戦は、まるでプロレスそのもので、大いに楽しませてくれたんですが・・・ちょっと行き過ぎたかな?亀田次男。
世界のモハメド・アリならともかく、まだまだそんな実力まで到達していない彼が、幾ら吠えてもそれは・・・「ビックマウス」にもならない。
実力があるからこそ、「ビックマウス」と称されるのであって・・・残念!
でもまぁテレビ的に十分な数字を取ったんではなかろうか?
最後に一言、「ごめん。もう一丁!」ってマイクしてくれたら、世間の見方も変わったと思うのですが・・・いかがなもんか?
ただひとつ!再確認できた事があったので、花師的には二重丸でした。
日本国民はなんやかんや言うて、「プロレス」が好きってことです。
ボクシングの世界戦で、まさかプロレスを観れるなんて、ご馳走様でした。

今話題の沢尻エリカにせよ、朝青龍にしろ、亀田劇場とは立場が違うだけで変わりない。
国民の注目をグッと集めて、名前を売ったのだからNO問題!
話題の集め方なんて、プロレスそのものです。
芸能界やスポーツ界なんて、結果を残さなければ何も残らない。
特別な世界だけでなく、それは花師にとっての花屋であり、みなさんの仕事にも共通できる事屋と思います。
どう印象つけるかってことです。

でも、それがいつまでも続く戦略かと言えば・・・首を傾げます。
時代は流れ動き続けてるんですから、戦力もどんどん替えて行かないとってことです。
だからこそ、亀田兄弟にしろ、沢尻エリカにしろ、朝青龍にしろ、次の仕掛け・・・戦略が大きな鍵になるでしょうね。

三国志呉書の呂蒙伝にこんなのがあります。

『士 分かれて 三日なれば即ち 更にかつもくして相待つべし』

簡単に訳せばこうです。

『士たるもの、別れて三日も経てば成長しているかもしれないので、次に会う時は成長している部分を見逃さず目を見開いて迎えよ』ってことらしいです。

「切腹する」なんて大見得切ったものの、そそくさと去った亀田に対してとやかく言わずに、ブスっとした沢尻エリカに目くじら立てずに、モンゴルに帰った朝青龍を責めずに、今を楽しませてくれた事を喜んで、再登場を楽しみに待ちましょう。
今度会う時は成長している部分がきっとあるはずです。
だから目を見開いて見守りましょう。
なんて偉そうな事を言いつつ・・・自分自身に言い聞かせてるんです。

生きてたら色々あります。
前回に活けた花よりも、今日活けてきた花の方が、間違いなく素敵です。
そら日々のバイオリズムで多少・・・な時もありますが、レベル的にはアップしてます。
だから諦めずに、する方も受け入れる方もしっかりと目を見開きましょう。

すんません・・・花師が言えばただの負け犬の遠吠えに聞こえますが、この言葉を記憶の片隅にしまい込んで、三日後の花師を見守ってください。
ひょっとしたら・・・成長してるやもしれませんから。
それは受け入れ側の大きな懐が、人を成長させるんやないかと思う今日この頃です。

そう考えたら・・・

お客様に育てて貰ってる花師がここにいることは・・・間違いない!

そう言えば・・・
間違いないって言ってた人が、間違いを起してるような?
これも消えかけの瞬間に、世間に知らしめる作戦なのか?

まぁ何をするにも、気を抜くなと言う事です。

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