花師のここだけの話し

花師がお届けする熱い想い。気ままに気まぐれに、ぼちぼち更新。ええ塩梅でお届けします。

ボクラ団義、知ってますか?

2011-05-02 09:58:24 | Weblog
ボクラ団義、知ってますか?
東京で活躍する企画演劇集団ボクラ団義vol.8
「ゴーストライターズ」
東京での公演を終え、大阪初上陸を無事終えたボクラ団義

愛が念願の女優への第一歩を踏み出す機会を与えてくださった皆様に
この場をお借りしてお礼を申し上げます。
ありがとうございました。

愛って誰?
そんな方には、花師が書き殴る様々な場所に散りばめられておりますので、各自調査でお願い致します。

今回のゴーストライターズについては、いつものごとく各方面で書き殴っておりますので
ここだけの話しには、次元は途方もなく違う場所にあるのですが、「書き手」という身勝手なキーワードの括りで
ボクラ団義の作家、久保田晶さんについて書きたいと思います。

http://park.geocities.jp/bokura_dangi/ ボクラ団義公式HP

政治家
アイドル
小説家
タイムマシーン
報道
歴史

様々なキーワードを繋ぎ合わせ、散りばめられた謎賭けを解いて行く。

無数の小さな一方的なギャグは、関東の笑いのエッセンスが盛りこまれ、観客が感じ取り突っ込む不親切な関東の笑い。
それを演者が突っ込むと、よしもと新喜劇になってしまうのだろう。が・・・
大阪はついついそれを求めてしまう。
昼の部は若干、年齢層が高かったようで、笑って欲しい場面で笑いが起こらない。
夜の部、千秋楽では、打って変わって大爆笑の渦が巻き起こる。

例えば「戦国無双」
タイムトラベルをした大泉拓哉が発する言葉
タイムマシーンに乗るのを拒否する高柳の「ガンダム消しゴム」
「牙鉄」なんて言葉も飛び出したと思えば、タイムマシーンの人堂地道(どっちみち)の「キテレツ大百科よりもドラえもん」やら
「これをのび太の大魔境法則」と、タイムパラドックスの説名を入れるなど、数え切れない細かいギャグは名作「ゴリラーマン」を思い起こす。
演出の部分においても、タイムマシーンの約束事の細かさや、冒頭で飛び出す小さな台詞が、後に繋がる大どんでん返しの伏せんになっている。
コメディータッチの部分だけではなく、シリアスなシーンに繋がる歴史への結びつけは圧巻!
歴史を知り尽くした・・・こえは多少過大評価かもしれないが、思わず納得させる説得力は素晴らしいの一言。

ネタばれを気にせず、思わず書き殴った。
そう・・・ネタばれは気にしないのは、こんなにも素晴らしい作品が、わずか数回の公演で闇へと消える。
厳密に言えば「消えた」まあにゴーストになったのだ。

東京公演9回
大阪公演3回

決められた運命11回公演を生き急いだ。
それは激しく、時には悲しく、そしておかしくもある、真夏の蝉にも似たゴーストライターズ
だからこそ、OMT・・・
オモイノチカラがあふれ出ていたのだろう。

タイムマシーンの原動力OMT
この力が時空を超えて、過去や未来へ飛んでいく。

このストーリーはどこからあふれ出たのか?
作家の久保田さんに直接聞いてみた。
答えは思っていた通りの言葉が返って来た。

「適当ですよ」

言葉には表せないのだが、しっかりと頭の中に出来上がっている。

これはワンピースの作者「尾田」さんもそうであるように、文豪夏目漱石もそうなのだ。
申し訳なのだが・・・花師もその中に入れて欲しい。

手当たり次第に、行き当たりばったりで、物事は何も生まれない。
聞かれれば答えは「適当」としか言いようがない。
頭の中の構造を説明したところで、誰がそれを理解でき、それを受け入れてくれるだろうか?

愛が主演する特撮を想像している。
アイドル歌手が、実は正義の味方だった!
敵は自分好みだけどプッシュする悪のプロディーサー!
ドッジボールを武器に、アイドリンガーLOVEに変身!!
本当は仮面ライダーにしたいのだが・・・
こんな妄想を、誰に説明出来るのか?

横道にそれてしまったので本道に戻そう。

それぞれの話しを支流すれば、支流をひとつにまとめて本流に流し込み大河を作る。
これはドッジボールで使っているのだが、保護者はなかなか理解出来ない。
出来るわけがない。残念やけどね・・・
久保田さんや尾田さん、夏目漱石と同じとは言わないが、頭の中で組み立てる人間と
耳や目に入ったものだけを見定めるモノとは、なかなかリンクするのは難しい。

だからこそ、ボクラ団義は素晴らしかった。
それを作り上げた久保田という男は恐ろしい。

尊敬はいつしか嫉妬に変わり、嫉妬は素直に敗北を受け入れた。

花師の書くものは、所詮趣味の領域から抜け出せない戯言

だからこそ、この熱い想いをひとりでも多くの人に伝えたい。
ボクラ団義 久保田晶に注目してください。



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