花師のここだけの話し

花師がお届けする熱い想い。気ままに気まぐれに、ぼちぼち更新。ええ塩梅でお届けします。

封筒に入った宝物

2005-11-22 17:16:26 | Weblog
昨日のブログはちと長すぎたかな?
これからはもう少し短く読みやすくするように・・・心がけます。
ついつい興奮して、長くなってしまうねんな~

やっと今日で、先週の出来事が書き終える。
それくらいに内容の濃い1週間やった・・・

先日近所の中学校に、体験学習の講演に行った模様をお伝えしましたが、その後生徒達から「手紙」を頂きました。
http://blog.goo.ne.jp/hanashi19/e/098f6fd19d000956c56143a978ab7067
今日はその「手紙」について、短くわかりやすくお話させて頂きます。

体調を崩して、やや意識が朦朧とする夕方に、担当の先生といっても、中学時代の恩師なんですが、その先生が封筒を抱えて店を訪ねてきてくれました。
「こないだはどうもありがとうございました。」
「これなぁこないだの講演の後に、生徒が書いた感想やねんけど、全員の文があるからまた読んでやって」
その封筒を受け取ると先生は、「批判もあるんやけど、まぁ全部読んでもらおうかってことで、先生方とも話し合ってきたから」
そういい残して、「次に行かんなアカンとこあるから今日はこれで」

封筒を眺めながら、読みたい気持ちを抑えつつ、まず仕事を済ませることに・・・
厚さにして単行本くらいの厚み。なんか読み応えありそうやとワクワクしながら、そっとひっくり返してテープを剥がす。
中から出て来たのは、写真の緑の表紙を黒い紐で閉じたモノ。
表紙を捲ると・・・
印刷された阪口さんへの文字。
その下から15行に区切られた原稿用紙風のプリントに、今風の文字がぎっしりと詰まっていた。

誰もいなくなった店の中で、うなづきながら「ありがとう」って独り言。
思わず笑ってツッコンだり、涙が零れて止らなかったり・・・
今年1年。ほんまにひとりで突っ走ってきて、こんな素敵なプレゼントをクリスマス前にもらって・・・幸せもんやって思います。

ほんまはここで、全員のものを皆さんに見て頂きたいんやけど・・・宝物としてひとりで楽しませてもらいます。
ごめんなさい。

いろんなことを書いてくれてる中でも、沢山の生徒が書いてくれたうれしい言葉を、ここでひとつだけ紹介させてもらいます。

「あいさつは大切な事だとわかりました。希望した場所に行けないけど、大きな声でちゃんとあいさつをしたいと思います。」

山鹿素行は、その著書「身分論」にこう書いてます。
「武士は生産に関与していない。他の階級に食わせてもらっている階級だ。だから他の人間の模範となる生き方を示すことが、存在意義である。」と
この武士ってところを、学生に変えてみてもらったら、よく判ると思う。
学生が求められる事は、元気に「あいさつ」をすること。
君達に偉そうに「あいさつ」と言い切った以上、ぼくは自ら身を標した。
「あいさつ」ができてなかったら、ガンガン注意してください。

最後に・・・
12月楽しみにしています。
それが終わっても、気軽に店に遊びにきてください。
さっき「阪口さ~ん」って声を掛けてくれた生徒!サンキュ!
「あいさつ」のできる藤井寺に、おまえらが作って行くんやぞ!


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2 コメント

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Unknown (Unknown)
2005-11-22 18:40:08
うわぁ!なんて素敵な贈り物!!

やっぱり見返りを求めないで奉仕してる

人だけがもらえる宝物ですね。

がんばってなかったら、価値のわからないものやし。

羨ましい限りです。
返信する
宝物です。 (花師)
2005-11-22 18:54:39
>アンノンウンさん

はじめまして花師です。

見返りは求めてないですけど、もっと違うところに邪念はあると思います・・・

でもほんまにうれしい贈り物でした。
返信する

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