花師のここだけの話し

花師がお届けする熱い想い。気ままに気まぐれに、ぼちぼち更新。ええ塩梅でお届けします。

苦難との付き合い方?

2006-04-07 17:47:07 | Weblog
暖かいですね~。
車を運転していると、ついついうたた寝しそうな小春日和。
皆さん昼寝にはバッチコ~イ!の季節です。
こんばんわ花師です。

今日偶然読んだ新聞に、今自分自身のことを見透かされているかのような記事が掲載されていた。
手元にないので、薄らと記憶を辿りながら、自分の言葉を付け足しながら書きますので、あらかじめご了承頂きたい。

「人生の壁」を乗り越えた人を紹介していた。

苦難が訪れようとも、何回も何回も乗り越えるも、苦難は容赦なく次から次へと襲ってくる。
「こんなにやってるのになんで?」の思いが湧いて来る。
それは人間として当然のこと、でも大事なことは、いかなる苦難にも負けずに、己の想いを貫くこと。
「今を盛りと咲き誇る桜も、風雪の日を味わっているように、苦難のない人生などない。大切なのは、その時、退かない「勇気」だ。苦労があるのが不幸ではなく、苦労に負けないことが肝心だ。苦労を糧として強く生き抜くところに幸福の実像はつくられる」

あんまりガツンときたんで、チョコチョコっとメモをしていたので、大方の事は伝えられたと思います。
ええ文章でしょ?
これを読みながら、自分自身に語りかけられてるように、なんの抵抗もなく身体に染込んできた。
人は何かに躓いた時や、ぶち当たった時、こうした心に響くような文や本に出会うと、そこから先の道が拓けたように思えるのは・・・決してぼくだやないんちゃうかな?

昨日の1件から、調子に乗り気味な弱い心に、喝を入れられてるよな・・・そんな気持ちがグルグルと回る。
大袈裟かもしれんけど、何か目に見えないものに・・・試されてる。
そう思ってならない。
一つ一つの壁を乗り越えて、「もうええやろ!」なんて思った瞬間。
あるのは奈落の底。
「もうええやろ!」なんて、生きているうちはあり得ない。
日々精進。
これは何回も何回もここで書いてるけど、毎日毎日が・・・修行ですわ。

油断しかかった頃・・・実際に昨日は油断しててんけど。
必ず何かが訪れる。
それは大なり小なり様々やけど、きっと「気ぃ引き締めていけ」ってことなんやろうね。
今までやったら、間違いなく度重なる苦難に、凹んでは潰れて心も折れて、何もかも投げやりになり、自暴自棄にって最悪のパターンやったんやけど、今はちょっと変ってきたんかな?
苦難が来るってことは、己にそれを乗り越える力がまだまだあるって事で、より一層己を鍛えてくれてる・・・そう考えることの方が、ずっとずっと素敵なことやないんかな?って。
結局の所、苦難から逃げたとしても、それは絶対に違う形でまた戻ってくる。
だから一つ一つ、その場でクリアにしていかんと、後々もっともっとキツイから。
偉そうなことを書いてるけど、実際問題・・・逃げてるかもしれん。
でも、向って行かんなって気持ちだけでも持てたってことは、ちょっとした一歩かな?

先日のスタンド花のお届け先から、今日ご注文を頂きました。
隣町の堺まで、有難い有難いご注文。
シンドイ想いをしたかいがあったかな?
昨日は昨日で、チラシを入れたお宅から、奥さんの誕生日にってことで、アレンジのご注文。

鍛は千回。錬は万回。
小さいことの日々の積み重ねが、いつか大きな花となる。
どんな苦難が訪れようとも、「ひとつから・・・」片付けていったらええことです。

こう長年、苦難と向き合ってると、少々の苦難は苦難と思わなくなるくらいに、頭も心も麻痺してきたんかな?
麻痺しながらでも、今日もひとつの笑顔の為に、ささやかな花束をお届けします。




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4 コメント

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Unknown (sakura)
2006-04-07 19:23:07
油断ですか

そうですね。



桜は強い風に耐えて耐えて散るのかしら。

私は、散るために、美しく散るために咲いているように思います。いつか誰かが書いていらっしゃったかしら?

散華の美しさと・・・

散るときに美しい花もありますよ。

私はいかに美しく散れるか、そう思いながら生きている気がします。

散り際に「あぁいい人生だった」と喜んで、人からもなんと美しいと、言う意味で、「あぁあいつはいいやつだったなぁ」と笑顔で送られたいと思います。

縁起でもないお話?!。

でも、たった一度の人生、いろんな考え方があります。

どう生きるか?

どう散るか?

苦労をどう捕らえるか。



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はじめまして (花師)
2006-04-08 09:43:52
>sakuraさん

初めての投稿ありがとうございます。

そうですね。

ぼくも桜は「散る為に咲く」花だと思います。

以前に、このブログにもそう書きました。

散る為に咲く桜は、その潔さからにじみ出る美しさなんでしょうね。

どう生きるから・・・

どう散るか・・・

苦労をどう捉えるかで、人生が大きく変ると思います。



桜梅桃李

花はその花しか咲かせないですからね。
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オレはクラゲになりたいねん (south)
2006-04-08 22:55:31
 若いときはこうして、ああしてと色々なルール、こだわりが有りました。でも今はクラゲかな波間に浮かんでゆ~らゆ~ら。でも一個だけ思い切りこだわりたいかな、そこは背伸びしすぎてアキレス腱切っても立っときたい。クラゲの針みたいなもんやね。それが昔は仕事やったけど今は家族やね。アカンたれで、どうしょうもない連れに甘えっぱなしでも家族はしっかり守りたい・・・今はそれだけやね。後はプカプカ~プカプカ~ たまにはお気楽にプカプカーっとご一緒しませんか?訳のわからん事でごめんなさい。
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初めまして。 (花師)
2006-04-09 10:45:33
>southさん

海の月と書いて「クラゲ」ですか。

また「水の母」とも書きますね。

どちらと言うと・・・海月の方やないですか?

初めましてって感じに思えないのは、花師の知人にどこか同じ匂いを持つ人に似ているからでしょうか?

家族は大事です。

それは掛替えのないものです。

「子は鎹」と言いますが、昔の人はほんま・・・上手いこというたもんです。
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