花師のここだけの話し

花師がお届けする熱い想い。気ままに気まぐれに、ぼちぼち更新。ええ塩梅でお届けします。

眼鏡越しに揺れるオレンジ

2006-04-15 18:02:24 | Weblog
今日も1日雨模様。
どこに行っても、湿った傘に雨の匂い・・・
土曜日の雨の日は、とても憂鬱なはずなのに、とても素敵な出会いがあった。
こんばんわ。レインコートで木馬に跨る花師です。

先日「花の日を作ってしまいました」で、故人に偲ぶ花をと書いたところ、「FSS(フラワーショップサカグチの略)のHP」からメールを頂いた。
「はじめまして。」から始まるメールには、叔父さんの一周忌の法要のアレンジをお願いしたいとのことでした。
隣町の堺からのこのメール。
うれしかったな~・・・「ここだけの」に書いたことに対して、ダイレクトに返って来るてってのは、書き手側として至福の喜び。
早速携帯電話に連絡を取ってみる。
仕入れの都合もあって、希望通りのお花を仕入れることに少々不安ながらのトークやってんけど、心安く「お任せします」って・・・ありがたいことです。

約束の時間通りに電話が入る。
道がわからないとのことなんで、ポイントの場所で赤い傘をさして待っていると、綺麗なグリーンのFIATが右折してきた。
間違いない!この車やって、その時点で決め付けてた。
FIATはゆっくりと赤い傘に近づいてきた。
やっぱり間違いなかった。
なんでここで確信できたか?
それは・・・うちの店に来る人は、決まって個性的なお客さんに決まってる。
類は友を呼ぶというのか、同じ穴の狢というのか・・・とにかく個性的な人が集まってくる。
だってFIATですよ!個性的な方に決まってる。(決め付けてすみません)

車から降りてきたお客さんは、眼鏡を掛けたとても素敵な女性。(読者&お客さんということでのリップサービスではありませんのであしからず)
その瞬間からなにやら安心する匂いが立ち込める。(なんせFIATですから)
早速にお好きなお花を選んで頂く。
すると・・・オレンジのラナンキュラスに目が止った。
「ラナンキュラス好きなんですよ。」
花の趣味も同じ?
なんかうれしい。
アレンジを作りながら、色々なトークに花が咲く。
ブログは欠かさず読んでくれてるらしく、「私がもし花屋さんをするんやったら、こんなことしたいな~ってことが、ブログに書かれてて、『なんか見透かされてる?』って思ってたんです。」
「だから藤井寺で近いし、男に優しい花屋さんって押してはったから、ぜひお店にも来てみたい」って・・・
続けてこんなことも・・・
「理想の花屋さんを見つけた!って感じです。」
この時点で、めちゃくちゃうれしい顔してたと思います。
今思い出しても・・・顔がにやけてきますから。

顔を写さないでって約束で、写真を撮らせて頂きました。
ご協力ありがとうございました。
「こんなことやったら、もっとちゃんとしてくるんやった」って・・・すみませんでした。突然のご無礼をお許し下さい。

花を通じて、共感できる人って・・・ほんまにうれしい。
今までやってきたことに間違いはなかったって、心底感じて「安心」出来るから。
そんなお客さん・・・敢てこう言わせてください。
「仲間」。
が集まってきてくれることに、心から感謝し、そして誇りに思います。

滞在時間は、ほんまに僅かやってんけど、内容のめちゃくちゃ濃い一時でした。
もうちょっと皆さんに伝えたいこともあるんで、明日も続けて書かせていただきます。
グッと深い・・・花トークをお届けします。
そして・・・さらに明日は、いよいよ有名人からのご注文もあり、後輩からの注文をありで、明日の「ここだけの話し」は盛りだくさんでお届けいたします。

ほな今日はこの辺で・・・


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