花師のここだけの話し

花師がお届けする熱い想い。気ままに気まぐれに、ぼちぼち更新。ええ塩梅でお届けします。

花はただ咲くから美しい

2017-06-23 11:11:10 | Weblog
月二回の出張アレンジ教室。

陽射しが強く、すっかり夏の装い。
この季節は花の持ちが弱くなる。と都市伝説。
さすがに直射日光は避けた方がいいが、クーラーのついた部屋で過ごすのは、花にとって居心地がいい。
冬場の暖房をつけてる部屋よりも、クーラーの効いた部屋の方が過ごしやすい。
花は水を取り栄養としているのだから、汚れた水を取れば弱るに決まっている。
小まめに水を替え、茎を少しずつ切り、愛を持って接すれば、花は長く咲いてくれる。
花は太陽取れば水と土があればと思われがちだが、風に吹かれて葉が揺れる事で花が成長して行く。
部屋の中で風通しがいい場所や、人通りの多い場所に置いた花は傷み易い。

でも、江原さんは「花や植物が傷むのは、家の邪気を吸い取ってくれているかいいのだ」と、江原さんの著者に書かれていた。



花はただ咲く
ただになれない人間の自分

と、相田みつをさんが教えてくれた。

生徒のおばあちゃんは、一心不乱にただただ花を活けて行く。
だから気がつけば9年もの歳月が経ってても、素直にアレンジ教室を楽しめている。



御歳85歳。

「先生」と呼ばれるものの…
まだまだ人生の大先輩には及びもしない。

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