2015年10月5日。八海山に登りました。
八海山は、新潟県南魚沼市に屹立する標高1720mの大日岳(八峰の最高峰)
1778mの入道岳‥の岩峰群の山。
標高はそれほど高くはありませんが、断崖絶壁を行く20ヶ所ほどの
鎖や梯子は、とてもスリリング。
鳥居、鐘、お地蔵様がありまして、古くから山岳信仰の山として
崇められ、山伏の修行の場でもあった霊山です。
八海山2/3
八海山3/3
今回は9年ぶり、二度目の八海山でした。「慣れているのでは?」と、
聞かれましたが、いえいえとんでもありません。
無我夢中で次の峰へと進んだ一度目と同じくらい、緊張しましたよ。
鎖を使い終わった仲間の「いいわよー」「どうぞ―」の声が聴こえると
自分の順番です。
絶壁に近づき下をのぞきこめば、余りの深さに一瞬、襲われる恐怖心。
これは見なかったことと打ち消して、空間を背にして岩壁に向かい
鎖を跨いで両足の間に入れ、両手で鎖を掴み、足の間から足場を
確認しながら、一歩一歩下ります。
ちなみに、下の写真は、不動岳の下り。
先に降るYさん。ほぼ垂直の下りで、ワタクシからは下が見えません。
八海山は、新潟県南魚沼市に屹立する標高1720mの大日岳(八峰の最高峰)
1778mの入道岳‥の岩峰群の山。
標高はそれほど高くはありませんが、断崖絶壁を行く20ヶ所ほどの
鎖や梯子は、とてもスリリング。
鳥居、鐘、お地蔵様がありまして、古くから山岳信仰の山として
崇められ、山伏の修行の場でもあった霊山です。
八海山2/3
八海山3/3
今回は9年ぶり、二度目の八海山でした。「慣れているのでは?」と、
聞かれましたが、いえいえとんでもありません。
無我夢中で次の峰へと進んだ一度目と同じくらい、緊張しましたよ。
鎖を使い終わった仲間の「いいわよー」「どうぞ―」の声が聴こえると
自分の順番です。
絶壁に近づき下をのぞきこめば、余りの深さに一瞬、襲われる恐怖心。
これは見なかったことと打ち消して、空間を背にして岩壁に向かい
鎖を跨いで両足の間に入れ、両手で鎖を掴み、足の間から足場を
確認しながら、一歩一歩下ります。
ちなみに、下の写真は、不動岳の下り。
先に降るYさん。ほぼ垂直の下りで、ワタクシからは下が見えません。
岩峰は礫岩で、表面はボコボコとして、滑りにくくはありますが、
堆積岩ですから、崩れるのではないかとの想像も働き、
一層、恐さを助長します。
迂回路(まき道)もありますが、絶壁のトラバース、
片足しか乗らない幅の狭いスリリングなトラバースなど、
いわゆる「まき道は楽で安全でしょう」は、通用しない危険なルートです。
下の写真の不動岳の標識では迂回路を進めていますが、
岩場に慣れていない登山者さんは、初めから地蔵岳までとして、それ以上は
進まない方が良いと思います。
堆積岩ですから、崩れるのではないかとの想像も働き、
一層、恐さを助長します。
迂回路(まき道)もありますが、絶壁のトラバース、
片足しか乗らない幅の狭いスリリングなトラバースなど、
いわゆる「まき道は楽で安全でしょう」は、通用しない危険なルートです。
下の写真の不動岳の標識では迂回路を進めていますが、
岩場に慣れていない登山者さんは、初めから地蔵岳までとして、それ以上は
進まない方が良いと思います。
そうして、八海山登山、疲れたのは足ではなくて、
肩から腕にかけての筋肉でした。
斜度がきつくて、登りでも下りでも腕力を必要とするところが
たくさんありましたから、肩も腕もパンパンになりまして、
入浴後は、張り薬を、何枚も丁寧に貼っておきました(^^)。
今回は、所属する山の会の10月例会登山。
参加者は二つのグループに分かれ、
一つは、ロープウエイ山頂駅から地蔵岳までを往復するグループ。
もう一つは、地蔵岳~大日岳までの八ツ峰を全山縦走し、
迂回路(まき道)を経てロープウエイ山頂駅に戻るグループです。
地蔵岳~大日岳に進む前に集合写真を撮りました。
肩から腕にかけての筋肉でした。
斜度がきつくて、登りでも下りでも腕力を必要とするところが
たくさんありましたから、肩も腕もパンパンになりまして、
入浴後は、張り薬を、何枚も丁寧に貼っておきました(^^)。
今回は、所属する山の会の10月例会登山。
参加者は二つのグループに分かれ、
一つは、ロープウエイ山頂駅から地蔵岳までを往復するグループ。
もう一つは、地蔵岳~大日岳までの八ツ峰を全山縦走し、
迂回路(まき道)を経てロープウエイ山頂駅に戻るグループです。
地蔵岳~大日岳に進む前に集合写真を撮りました。
次回から、歩程の記録を載せてまいります。
ご訪問いただきまして、ありがとうございました
ご訪問いただきまして、ありがとうございました
登りより下りの方が確か・・・怖いですよね・・・・・
足元見辛いし・・・・
皆さん凄いパワーですね~(*´з`)
少しは 筋肉は休まりましたか?
八海山…
耳にすれど 登ったことはありませんが
チチに尋ねると 面白いお山だそうで…
チチのいう「面白い」とは
決して私にとっては 「面白い」ものではなく
汗だくだくの事ですが(笑)
チチに「行く?」と言われ
戸惑っていますが…
まずはhanasakuokaさんのブログを拝見してからと…考えている私です(^m^;)
でも…初っ端から…鎖ですか…(汗)
考えてしまいます…
記事を楽しみにしております♪
八海山、懐かしいです!
5回ほど登りました。
残雪の頃に登ったのがとても厳しい山でした。
雪のない時とは全く違って、小屋も空いてないから、重い荷物を背負い、ラッセルが胸まで・・・
でも、私もあんな元気な時があったんだ~~~
実際はそうでもないのですけどね。
慎重150cmもないワタクシは、足も手も短く、
面白いけれど苦手な部分でもあります。
持ち上げた左足がうまく届かなくて、落ちてしまい
鎖につかまった状態で一瞬くるっと背中側に反周り、
宙ぶらりんになってしまったところもありました。
9年前にはなんとか届いたのですが(苦笑)
後、老眼も進んだようで、後ろ向きになった
状態での足元の見切りが、
このような、礫岩のところでは見難いと
思いました。
やっぱり、遠近の調節がうまくゆかなく
なっているのですね。
一方で、近くの遠くの紅葉が、とっても美しかったです。
これははっきりと良く見えましたよ(*´∇`*)。
そうなんですよ、パワーいっぱいなんです、みんな。
会員の年齢幅が広がっていますが、ごらんの通りの年齢層です。
元気でしょう。でも油断せず、身の丈に合った登山をしていますよ。
わ~♪⌒ヽ(*゜O゜)ノ スゴイッ!!!
ワタクシには、とってもとても、考えられません。
それはそれは厳しかったでしょうね。
5回も、登られたということは、だんだんレベルが上がって、
ハードになって・・・。
小屋が閉まっている、冬装備の重いザック、
胸までのラッセル・・・
どれだけ厳しい環境なのでしょう。
その情景を想像して、胸が苦しくなってきました。
(雪で苦しいのではありませんです・笑)
この日のことは、雨の日様の登山史のページに
深く刻まれているのでしょうね。
素晴らしいですっ。
りっぱな山なんですねぇ
上から見る崖の図は
怖さでたまんない~
その場にいたら、足がガクガクになりそう!
色づいた木々はステキだったでしょうね~
9年前の検索でも、お酒ばかり出てきて・・
それで二度目の今回のキーワードを「八海山 登山」としたら
直ぐにヒットしたので、タイトルにもいれました。
調べてみれば、日本二百名山。立派なお山でした。
今回も怖かったです。
日本百名山の剱岳の方がもっと怖いけれど、
鎖も、ボルトも、梯子も見るからに頑丈で
安心できましたが、
此方は、もちろん大丈夫なのでしょうけれど
どことなく不安で・・。
下りだけではなく直登に近い上りにも、
足が届かず手こずりまして、ふっと襲ってくる
恐怖感を振り切り、呼吸を整え、思い切り踏み込んだら、
ふっと浮くような感じで体がもちあがり、
助かりましたよ。
はい、紅葉にはまだ早いと思っていましたから
岩峰の紅葉の美しさにうっとりでした。
紅葉前線、だいぶ下に入りてきましたね、
今、見頃でしょうか。
申しわけございません。
2015-11-02 12:12:32 ]
はい、貼り薬と飲み薬で、翌々日には、おさまりました。
肩と腕の筋肉痛は、ずいぶん久しぶりの事です。
八海山、そうですよね、お酒では聞いたことが
ありましたけど、山、;;;;(;・・)ゞウーン でした、私も。
そう、チチ様の仰る通り、面白い山です。
ワタクシは、+怖いけども ですが(苦笑)。
ロープウエイを利用した私たちですが、
薬師岳までは、ほぼ、すいすいと進み、
本格的な鎖が出てくるのは、千本檜小屋を過ぎてからでした。
はい、それでは、続きのブログを頑張らなくては(^^)。
でも、しかし、スローなmyブログ、雪が降っちゃうかも。
お早目のご出発をお勧めさせていただきます(;´▽`A``
そして、やっぱり、八海山登山。
登山に集中し、&写真を撮っていると
遅れて迷惑をかけてしまう集団登山ですから、
写真を撮る余裕がなくて、肝心なところで、
撮れていないところもありまして、
どうやってブログを構成しようかと(苦笑)
それでは、また。ともに好い登山をいたしましょうね。