三次市吉舎町(みよしし・きさちょう)の美術館〈あーとあい・きさ〉で開催されている広島日展会総合小品展を見ました。数多くのすばらしい作品を見て、たいそう心が満たされました。
12月20日まで開催されています。掲載の了解を得た橋本さん、福本さんの作品を載せます。
上↑ 橋本一貫さんの作品
上↑ 福本弥生さんの作品
三次市吉舎町(みよしし・きさちょう)の美術館〈あーとあい・きさ〉で開催されている広島日展会総合小品展を見ました。数多くのすばらしい作品を見て、たいそう心が満たされました。
12月20日まで開催されています。掲載の了解を得た橋本さん、福本さんの作品を載せます。
上↑ 橋本一貫さんの作品
上↑ 福本弥生さんの作品
邑南町(おおなんちょう)出身、浜田市在住の田中博一(たなかひろいち)さんの著書です。昨年、邑南町瑞穂の道の駅で販売されていたのを見つけて購入しました。
本書の著者プロフィールによれば、田中さんは、1973年生まれ、「石見国出羽郷で二ツ山城を見上げながら育つ」とあります。
二ツ山城は、瑞穂の鱒淵にあります。古く出羽氏、高橋氏、毛利氏などゆかりの城で、この本にも、出羽元祐(もとすけ)の物語が載っています。元祐は毛利元就の六男元倶(もととも)を養子に迎えています。詳しくは、この本をご覧ください。
ほかに、出羽元祐のほかに、益田兼高・福屋隆任・三隅兼連・下瀬頼定・神屋紹策・吉見広長らが描かれています。
これは、歴史書ではなく、歴史物語というべきものかと思います。たいそうわかりやすく生き生きと当時のことが語られていると思います。田中さんは、この本の「はじめに」の中で「この本をきっかけに、地域の歴史、遺産にも興味を持っていただければと思います。」と述べています。
☆☆『石見戦国史伝』田中博一・著 ハーベスト出版 2019年9月5日初版発行 本体1,000円+税
広島県安芸高田市吉田町吉田から島根県邑南町(おおなんちょう)下田所への県道6号線は、車で走りやすい道路です。吉田から美土里町に入り、しばらく進むと、犬伏山(いぬぶしやま)を越えていきます。名前からしていわくありげですが、ここには犬伏の七不思議などの伝説が残っているそうです。この犬伏山の粟屋トンネルを抜けると、らせん状の犬伏ループにさしかかります。今日は、このループに囲まれた公園で写真を撮りました。
四角に刈り込まれた木の形と紅葉が目を惹きます。
上の写真の左下にあるのは、犬伏トンネルでごくごく短いものです。前述の粟屋トンネルは1㎞ほどありますが、それはこの写真の中央付近を通っているループ道路の左手奥にあります。
手間をかけた造形です。青空の下よい風景を堪能しました。
この写真は、邑南広域農道の途中で撮ったものです。広島県、島根県の県道6号を進み、邑南町の岩屋の付近から右手に進む山越えの道です。
また、しばらくして来てみたいと思いました。
中国新聞2020年11月12日に三江線(さんこうせん)の記事が掲載されました。(鈴木大介さんの記事)
新聞記事の見出し 「県境の鉄橋渡るトロッコの旅 三江線跡地で実証へ」「邑南のNPO 広島側まで走行」
記事によると、NPO法人江の川鉄道(邑南町)が、県境の江の川(ごうのかわ)に架かる鉄橋を渡って初めて広島県側までトロッコを走らせることになったという報道です。島根県邑南町の口羽駅(くちばえき)から、広島県三次市(みよしし)の伊賀和志駅(いかわしえき)方面に進み、江の川に架かる「第4江川橋梁」を渡りきった地点まで走るそうです。
観光庁の実証事業(第2次)に「三江線ノスタルジックレールパーク創出プロジェクト(実証事業)」として採用され、国の補助が出ます(最大2,000万円)。
三江線は、島根県江津(ごうつ)から広島県三次までの区間の鉄道でした。ほぼ江の川に沿って走行していたもので、江津から宇津井(うづい)までが島根県の各駅で、その次の伊賀和志駅は広島県、そしてその次の口羽駅はまた島根県です。地図を見ると、宇都井駅から江の川を渡って伊賀和志駅があり、そこからまた江の川を渡って口羽駅のあることがよくわかります。
今度の実証実験が成功し、また次のさらなる展開に結びつきますように--。
ちなみに、宇津井駅は日本一地上から高いところにある「天空の駅」として知られ、今では、11月にイルミネーションの幻想的な情景を演出していますが、今年はコロナ禍の中、オンラインで11月28日に行うとのことです。興味がおありの方は、次のURLにアクセスして情報を得てください。https://illumizikkouuzui.wixsite.com/website