中国新聞2020年11月12日に三江線(さんこうせん)の記事が掲載されました。(鈴木大介さんの記事)
新聞記事の見出し 「県境の鉄橋渡るトロッコの旅 三江線跡地で実証へ」「邑南のNPO 広島側まで走行」
記事によると、NPO法人江の川鉄道(邑南町)が、県境の江の川(ごうのかわ)に架かる鉄橋を渡って初めて広島県側までトロッコを走らせることになったという報道です。島根県邑南町の口羽駅(くちばえき)から、広島県三次市(みよしし)の伊賀和志駅(いかわしえき)方面に進み、江の川に架かる「第4江川橋梁」を渡りきった地点まで走るそうです。
観光庁の実証事業(第2次)に「三江線ノスタルジックレールパーク創出プロジェクト(実証事業)」として採用され、国の補助が出ます(最大2,000万円)。
三江線は、島根県江津(ごうつ)から広島県三次までの区間の鉄道でした。ほぼ江の川に沿って走行していたもので、江津から宇津井(うづい)までが島根県の各駅で、その次の伊賀和志駅は広島県、そしてその次の口羽駅はまた島根県です。地図を見ると、宇都井駅から江の川を渡って伊賀和志駅があり、そこからまた江の川を渡って口羽駅のあることがよくわかります。
今度の実証実験が成功し、また次のさらなる展開に結びつきますように--。
ちなみに、宇津井駅は日本一地上から高いところにある「天空の駅」として知られ、今では、11月にイルミネーションの幻想的な情景を演出していますが、今年はコロナ禍の中、オンラインで11月28日に行うとのことです。興味がおありの方は、次のURLにアクセスして情報を得てください。https://illumizikkouuzui.wixsite.com/website