ハナの花

そのときどきの出来事や見聞について記します。

邑南町郷土館に行きました。企画展「たたらとその周辺を探る」 2020.10

2020-11-10 10:36:06 | 邑南町

邑南町下亀谷にある邑南町郷土館に行きました。瑞穂の道の駅の近くにあります。「令和2年度企画展 たたらとその周辺を探る -たたら製鉄の変遷・信仰・石州刀 -」を見ました。アルコール消毒液、見学者の名前等の把握など、コロナ感染症への対策をとっておられました。

会場では、下の写真の鞴(ふいご)など、たたら製鉄の興味深い資料がたくさんありました。

展示資料を見て邑南町にはきわめて多くの製鉄遺蹟のあることがわかりました。

企画展以外の常設展示もかつての生活、風俗を知る上で貴重なものが多く展示されています。

また、下の写真の瑞穂町武道館(旧田所尋常高等小学校講堂)が郷土館横にあります。昭和3年の建築とのことですが、たいへんすてきなものです。

郷土館の前には、近辺の散策に便利なマップがあります。

ほかに郷土館の前には、亀谷山八幡神社や、鱒渕4号墳を移築したものなど、見所が多くあります。

 

 

 


『三江線記録集 88年の軌跡 1930-2018』

2020-11-09 19:06:24 | 

「平成30年5月20日発行」の本です。妻の父(故人)が、かつて芸備線(げいびせん)に乗務していたことがあるゆかりで、この本を購入しました。妻の父は機関車のボイラーに石炭をくべていたそうです。

芸備線は備中神代駅(びっちゅうこうじろえき)から三次駅(みよしえき)を経て広島駅に至るもので、三江線(さんこうせん)は、江津(ごうつ)から三次駅までの路線です。

三江線は、残念ながら平成30年3月末日に営業を終え、翌4月1日に廃線となりました。

三江線は大正8(1919)年に「速成期成同盟会」が結成され、大正15(1926)年最初の工事に着手、多くの難題を克服しつつ、全線開通となったのは、やっと昭和50(1975)年のことでした。何と半世紀掛かっての開通実現だったことになります。

この記録集を見ていると、三江線が多くの人の願いや労力によって開通したことや廃線となったことの経緯がわかります。そして、鉄道がいかに多くの人の生活を支えてきたかということも改めてわかりました。この三江線のもつ資源的な価値、歴史的な価値を、これから活かしていくことができますように、と願うものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


第1回雪田神楽団オンライン自主公演を見ました。2020.11.7

2020-11-09 09:37:15 | 邑南町

2020年11月7日午後5時から、雪田神楽団のオンライン自主公演がありました。

近年は羽須美の神楽を見ていなかったのですが、中国新聞の記事でオンライン公演を知りました。今回はオンライン(YouTube)で見られてゆったりした時間を過ごすことができました。

初めのうち、映像が止まったこともありましたが、演目はどれも楽しませていただきました。私は挿入的な掛け合いのところも好きで、受け損ねたように思えるところもまた妙味があります。

コロナ禍の中で工夫して実行された羽須美の皆さん、これからもご健勝の上私たちを楽しませてください。

なお、DVD、BDでも発売するとのことです。

 


島根県邑南町 菩提寺宗林寺(しゅうりんじ)に行きました 2020.9

2020-11-08 18:34:07 | 邑南町

邑南町口羽の宗林寺は、口羽通良とその子孫などの菩提寺です。初めて訪れて様子がわからないので、墓参の方に伺って墓所にたどり着きました。暑い日でしたが、墓所への径には、秋桜が咲いていて、秋の気配を感じました。墓所は小高い丘にあります。

宗林寺正面。前の通りからの眺めです。

山門前の刻碑。臨済宗天龍寺派 琵琶甲城主口羽通良公菩提寺 大雄山 宗林禅寺

と刻されています。

口羽通良たちの墓所。

口羽通良の墓石です。

山門脇に瓶があり、そこには「二に三ツ星」の紋が入っていました。口羽氏が毛利氏から出たことから、こうした紋が使用されたのでしょうか。