
猛暑日のお昼近くのこと
キンミズヒキの花に潜んでいたのは
黄緑色というか抹茶色というか・・ともかくきれいな色の蜘蛛
その名前は ワキグロサツマノミダマシといい
「サツマノミ」とはハゼノキの実のことだそうですが
キンミズヒキの実の色にそっくりです。
これは油断しそうですねぇ・・
とはいえ
今年は、蝶など 獲物になりそうなものが 嘆かわしいほど少ない。
このクモも 命をつなぐことができるといいですが・・。
↓ 既出の サツマノミダマシです。
腹部側面も緑色で(↑ ワキグロ・・は濃褐色)
腹部前方から側面に沿って黄色の線があります。
↓ アゲハモドキが 休息中?
毒をもつ ジャコウアゲハに擬態している蛾です。
↓ ユウマダラエダシャク(蛾)は鳥の糞に擬態しているそうですね。
幼虫の食草は、マサキ、コマユミ、ツルマサキなどの葉
カメムシの仲間の ベッコウハゴロモと スケバハゴロモ
↑ ベッコウハゴロモは、クズ、ヤマノイモ、ウツギ、ミカンなど
↓ スケバハゴロモは、ウツギ、キイチゴ、クワ、ブドウなどの
茎から汁を吸うとかで、一列になって集っていることがあります。
汗をぬぐいながら撮っている私は
「こんなに暑い日が続いていて あなたたちは大丈夫なの?」
と、つい声をかけたりもして・・ね。
命名に苦労したと思うような名前(^^;
で、糞に擬態してるという蛾、
よく見かけるけどユウマダラエダシャクっていうんですね。
大抵薄暗い林の中なんでカメラを出す気になれません。
片仮名の長い名前は一通り読んでから意味を考えるので、ひらめきにくいですねよ。
「サツマノミ」は京都府と福井県の一部地方独特の表現だそうですから
最初に見つけた人が、あるいは命名した人が、その地方出身だんたんでしょうか。
昆虫は種類が多いので命名に苦労しそうですね。
ユウマダラエダシャク、ボッケさんはよく見かけられますか?
私は久しぶりなので、撮って載せました。