「とても可愛い花なのよ 」
そう聞かされて 是非とも出会いたかったアクシバの花です。
アクシバは ツツジ科スノキ属の落葉低木で、山地の林縁に生育し
分布は、北海道、本州、四国、九州。
東日本の日本海側に多いとのこと。
4裂した 薄ピンク色の花冠が クルンと反り返り
赤褐色の長い葯の中から花柱が出ています。
確かに ユニークで可愛らしいお花ですね。
花が終わると、花冠と雄しべは落ちてしまいます。
果実は赤く熟し、食べられるとのこと。
今回は初めてのお目もじで、もうそれだけで嬉しかったのですが
萼の様子など細かいところが よくわかりませんでした。
赤い果実も見たいし
お花にもまた出会いたいなぁ。
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アクシバの名の由来は
・ 枝が緑色で丈が低い雑木であることから、青木柴と呼ばれていたものが
転訛してアクシバになった
・ この木を燃やした灰で灰汁をつくり、あく抜きに用いたことに由来する
などがある。
(「山渓ハンディ図鑑5 樹に咲く花」より )
花冠の裂片が反り返るところや葯が長いところなど、お花はウリノキによく似ていますね。
東日本の日本海側に多いらしいのですが、図鑑によると分布は沖縄以外の全国です。
私も近くで見られたらうれしいのですが。