はなねこ山 Ⅱ

山歩き里歩きと 野の花山の花

スミレが大好き ♪ 蝶や虫も
 
   

尾瀬は瑞々しく     2024.05.29-30

2024-06-04 | 5月、6月に歩いた山

 

今年は雪融けが早くて

ミズバショウの見ごろは過ぎてしまったようですが

二日続きの好天予報に 出かけることにしました。

 

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夜半までの雨で 登山道には水が流れている場所があったものの

木道は、整備されているおかげで 滑ることなく

花盛りのオオカメノキやムラサキヤシオ

エンレイソウや オオバ(ミヤマ)キスミレ、シラネアオイなどを見ながら

山ノ鼻まで下ってきました。

 

尾瀬ヶ原入口のミズバショウ

 

鳩待峠から下ってくる途中のテンマ沢でも同様でしたが

ミズバショウは 見頃をややすぎていて、モデルさん選びが難しい

なるべく新鮮そうなお花を見つけてはパチリと

 

やはり 水がお似合いの花ですね 

 

 

お天気は回復途上で 風が強くて寒いけれど

時々 陽がさすようになると、タテヤマリンドウが開き始めました。

ショウジョウバカマは草丈が小さく

ヒメシャクナゲとミツガシワは咲き始め

 

 

リュウキンカがあちこちに群生していて

今は このお花がいちばん元気です。

 

鳩待峠から戸倉への乗り合いバスの最終は 午後4時半です。

竜宮を過ぎると、人の姿が少なくなりました。

 

 

燧ヶ岳の上空にも 時折 青空が覗き始めました。

もうすぐ 見晴

 

歩いていたときには前後に人影がほとんどなかったのに

見晴では多くの人が ランチ休憩中です。

次回(があったら)は 山小屋のランチもいいかも。

 

 

見晴から 赤田代に向かう頃になって

ようやく至仏山の山頂が見えるようになりました。

 

残雪は少ないですね。お花はもう咲き始めたかな

 

繰り返し 現れる ミズバショウとリュウキンカ

 

足取りも軽く、今日のお宿の温泉小屋へ到着です。

 

 

 

二日目の朝は冷え込んで、霜が降りました。

 

今日の行程は 鳩待峠に戻るだけにしました。

もったいない気もするけれど

帰りの運転を考えると、無理はできないお年頃ですから。

 

 

見晴との分岐あたりからの すっきりとした 朝の至仏山

 

今日は 日射しを背に受けながら歩くことになりますが

原の紫外線は強烈。晴れるとサングラスは必需品です。

 

東電尾瀬橋で只見川を越えると、少しの間 新潟県を歩きます。

 

ここにもミズバショウ

 

東電小屋を過ぎ ヨッピ吊り橋を渡ると 牛首と竜宮の分岐

私たちは 竜宮へ向かいます。

 

あら こんなところで 逆さ至仏山が

 

タテヤマリンドウが びっしりと

 

 

竜宮十字路からは 昨日 歩いてきた道で

昨日は背にしていた至仏山を 今度は正面見ながら。

 

 

竜宮現象の入口側です。

左側、正面、右側からの 川の流れが ここで いったん湿原へ吸い込まれ

木道をはさんで反対側(出口)に湧き出しているのだそうです。

 

流れのなかに ミズバショウ

水鏡にミツガシワ

 

水とお花のある風景は 癒しですね。

のんびりと眺めていたくなります。

 

↓ ミツガシワ / ヒメシャクナゲ

↓↓ ショウジョウバカマ / チングルマ

湿原では 他に、サンリンソウ、ミツバオウレン、オオバタチツボスミレも。

 

 

定番の撮影場所、下ノ大堀川のミズバショウ群生地

 

逆さ燧は 微妙な感じ

逆光だし、おまけに薄雲が広がって 風も出てきました。

 

ワタスゲの穂は まだ短めです。

 

 

尾瀬ヶ原は 晴れて気温が上がると 歩き続けるのがつらいけれど

今の時季の午前中は とても爽やかで

たっぷりと時間をかけて 山ノ鼻へと戻ってきました。

 

 

研究見本園へ行ってみると

見頃は やや過ぎているものの ミズバショウがびっしりです。

盛りの頃に来てみたい

 

 

山ノ鼻から 再びお花を愛でながら鳩待峠へ。

お天気に恵まれ、瑞々しい尾瀬を楽しみました。

 

( お花編は次回に・・。)

 

尾瀬で出会った イワツバメとコツバメ →

尾瀬で出会った花 2024.05.29-30 →

 


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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
はなねこさんこんにちわ (jijicchi)
2024-06-06 10:55:32
毎度楽しく拝見しています。私も40年まえには尾瀬にも何度も出かけましたが、寄る年波と左足のふくらはぎ肉離れ(3回)💦で、もはや山屋だったあの頃のようには歩けません。懐かしい画像、ありがとうございます。
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jijicchiさん♪ (はなねこ)
2024-06-06 20:29:07
こんばんは。
jijicchiさん♪は山屋さんでいらしたんですね。
多くの山に登り、縦走もして、厳しくも充実した山歩きをされたんでしょうね。
私は山歩きの年数は短いですが、それでも 懐かしく思い出す山はいくつもあります。
山の思い出は財産ですね。
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今年も尾瀬に (ねも)
2024-06-07 10:33:17
お久しぶりです。
お天気にも恵まれて\(-o-)/ きれいな画像ありがとうございます。
実は私たちも先週末、尾瀬にと計画していましたが、私の骨折で(;∀;) 私は尾瀬の木道くらい、ちょうど良いリハビリではとなめていましたが、到底無理でした(苦笑、今のところ歩けるのはMax500m)
山歩き×だけど、業務にはさほど支障なさそうなのは幸か不幸か?(笑)
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尾瀬レポート (tadaox)
2024-06-07 21:03:08
〈はなねこ〉さん、こんばんは。
尾瀬の花々はやはり水がお似合いですね。
アップした花の種類もたくさんあって、はなねこさんの喜び方が写真からも伝わってきました。
同時に掲載されたレポートは鳩待峠などから集まったハイカーの様子や燧ヶ岳・至仏山も出てきて楽しかったです。
尾瀬ヶ原が鹿の食害に困っているニュースを見たことがあります。
柵で防御しているようですが防げているのですか。
人間の盗掘は流石になくなったのかな?
いつまでも植生豊富な尾瀬であることを願ってます。
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ねもさん (はなねこ)
2024-06-07 21:03:48
こんばんは。
お怪我の治り具合はその後いかがでしょう。
公私ともにお忙しくてパワフルなねもさんですが
無理をすると長引きますから、どうぞ慎重になさってください。
お仕事に支障がないのは何よりでしたね。
暇があるのはいけません。
尾瀬は久々でしたが、開放的でお花もいっぱいで楽しめました。
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tadaoxさん♪ (はなねこ)
2024-06-07 21:13:57
こんばんは。
尾瀬はやはり人気ですね。バスツアーでお出かけの方も多くて
リーダーについて歩く10人ほどのグループがいくつもありました。
ゆっくりお花を見たい私は、立ち止まってばかりなので
とうていその中に入ることはできませんけれど・・。
柵の効果はそれなりにあるように聞きますが、ニホンジカは増え続けるので難しい問題ですね。
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