はなむらさき不定期便

もうちょっとだけ

つづくんじゃよ。

明日が待ち遠しいので、今夜は早く寝るつもり。 ジャンプ感想38号(続き)

2005年08月28日 22時06分07秒 | WJ感想2005
昨夜は、久々に大量飲酒で二日酔いです。
起きたらオヤツの時間だし。
なんか、初対面の人とサイバーフォーミュラについて熱く語ってしまった気がする。
どうしよう、オタクの尻尾を世間に晒しすぎてます。

*8/28 PM10:00 銀魂以下追加しました。

***銀魂***
夏の終わりもすぐそこに…。という事で、町内納涼肝試し大会を敢行しております。
銀さんはじめ、万屋の皆様はお化け役として参加。グダグダ言いながらも、ちゃんと地域社会に協力的な姿勢を見せる銀さんは偉いと思います。
だって、私の地区なんて、お神輿の担ぎ手が居ないもんだから、軽トラの荷台に載っけて練り歩く始末だもの。みんな、地域行事に参加する意思ゼロ。
どこのご町内にもハリキリ過ぎる役員さんは居るもので…。肝試しにやたら情熱を燃やすオッサンが今回の主人公です。
家庭にも、職場にも居場所のないオヤジが、唯一見つけた明日への活力。それが肝試しのお化け役。
人生、挫折ばかりのオッサンが、さしたる障壁も無くヌクヌクと羽を広げる事が出来たその陽だまりに、忍び寄る暗い影。
それが万屋ご一行。この連中を制御しようという事がまず無理。さらに、この連中ですら手のつけられない暴走特急・お妙さんまで到来してしまったら、もう。
オッサンの陽だまりに、台風上陸ですよ。マイプレイス喪失の危機に直面。それでも僕は戦うんだ!と、意気込んだ矢先にヘドロさん襲来で、思わず敵前逃亡。

そんなこんなで、オッサンの喪失と回復を描くのかな?と、思いきやどこまでも落ちて行くしかないラストに笑った。
でも「もう逃げない。」と決意したその気持ちは、きっと貴方の糧になってるハズだから…!と、エールを贈りたい気持ちになるから不思議だぜ。
これがヘタレ萌えってヤツでしょうか?果てしなくカワイイぜ、落さん。しかも、痛めつけられている姿に萌えるという、屈折した愛です。
応援したいんだけど、何かオチが付くのを期待してしまう…。そんな気持ちにさせてくれる不思議なオッサンでした。ホント、この漫画はオッサンのバリエーションが多彩で最高です。

**ジャンプスカウトキャラバン**
地方在住の漫画家志望者に朗報!なんと、大阪・名古屋・札幌・福岡の4都市にジャンプ現役編集者がスカウトにやって来る!!

新人発掘にやたら力をいれて居るなぁ。と、思った。
というか、ジャンプシステムを支える為には、大量の新人ストックが必要なんですよね。新連載の弾数は多い方がいいって。
よもや、すでに資源は枯渇しかけているのではないかと不安になった今日この頃。

本題は、空知先生デザインのマスコットキャラクター。その名も漫画の神様“不G-子”先生ここに爆誕。
いいんでしょうか?これ。大亜門先生以上の危険をはらんでおりませんか?これ。
“ふじーこ”先生とはいえ、姿形はサッカーの神様にして、現・サッカー日本代表を率いるあの方そのものです。
気持ち、鼻や指先がGペンになっていたりして、漫画の神様っぽさを表現しております。いいの?コレ?
これはむしろ、GOサインを出した編集部の男気を買いたい!そう思います。


***ネウロ***
新たなる事件が勃発。爆弾魔ヒステリアによる、連続無差別爆破事件が発生中。
弥子ちゃんによれば、現在の話題度ではサイをも凌ぐ、との事。それにしても、この世界は物騒過ぎる。

意外にも、探偵モノの定石は外していないネウロ。先週から定番の“イヤミな警視庁キャリア組”が登場しております。
その名も、本庁の笛吹警視です。今週は、扉絵からして笛吹さん。なぜか主役っぽいポジションをゲットしております。扉のアオリは「指差す力で最強を決めろっ!!」と、とっても少年誌チック。
良く見たら、うっかりネウロが中指立ててました。うわぁぃ。

この笛吹警視、実によく喋る。喋り過ぎて、案の定小者っぽさ全開に。そして実際一週にしてヘタレ確定の様相です。
何度変換しても、「笛吹」より「薄い」が先に出てくるから不思議です。
「つまり奴はもう爆弾は仕掛けないッ!」と言い放った直後、ご丁寧にも背後のビルが爆発するという、神技級のダメっぷり。
なんかもぉ、ヒステリアはあの店内の会話を盗聴していたとしか思えないのでございます。
初登場時から不穏な臭いはしておりましたが、今週でおちょくられ役が決定的に。ネウロにおちょくられ、ヒステリアに嘲笑われ、散々な目に遭いそうな予感が致します。
どいうしよう。銀魂のオッサンと一緒で、痛めつけられる姿に愛着を感じてしまうタイプだわ。
これを機に、うっかりネウロに弱みを握られてしまうんでしょうね。より強力な警察とコネをゲット!実に抜かりない。

今週の、弥子ちゃんの好物は「しろくま(氷菓)」

最近すっかりハマっています。
今度のは、ローソンで買った「しろくま」。
普通はミカンとサクランボが入っているのですが、これは黄桃と、パインと、イチゴ入り。
ちょっとゴージャス。お値段294円也。相変わらず、ビックだぜぇ。


***スッマシングショーネン!***(金未来杯エントリーNo.2・読みきり)
どこの中学にも必ずあるハズの部活なのに、今ひとつ知名度の低いスポーツ・バドミントンを題材にした漫画。
中学時代、一応バドミントン部に所属していた身としては、ちょっと嬉しい。

作者は大竹利明さん。この方、何時だったか「デビル・ヴァイオリン」という読みきりで本誌に掲載された作家さんですよね?顔は怖いが心は優しいという、どうしてもエンジェル伝説を思い起こしてしまう読みきりでした。
その時から人物設定になにか妙な所があったりと、ヘンな漫画を描く人だと思っていたんですが「スマッシュ~」で爆発した感じ。
やたら鳥に好かれるというワケの判らなさ。でもそれがちゃんとストーリーの役に立っているんだから不要だとは言えないし。
頭に大量の鳩を群がらせながら「鳥が嫌いだ!」と叫ぶ見せ場は、ホント、意味が判らない。でも不思議な勢いがあって好きです。
設定に珍妙な点ばかりなのだけど、それが無いとストーリーが成り立たないから仕方ない。勢い勝ちだ。
ちょっとハズした感覚が上手い具合のバランスでナイスです。この手のズレ感って、一歩間違うダケでも自分の好みにカスリもしないんですよね。結局「ぷ~やん」とはすれ違ったままでサヨナラだったわ…。


***D.Gray-man***
すっかりデキル女風味で再登場したミランダさん。職が安定したついでに、情緒も安定したのか目の下のクマもスッキリ解消。最大のチャームポイントはブックマンにお譲りしちゃったみたいで、ちょっと残念。
だけど、中身はミランダさんのままだった。ナンカの仮面のヒロインの如く、白目であわてふためく様子が微妙。星野先生になんかのブームがやって来ているのか。
一同、しーんと静まり返ったコマの四角く簡略化された体が、うすた先生風味で微妙。私、この漫画のギャグっぽいシーンでどうにも笑えないのです。

ミランダさんが登場した以上、最大級の不安要素となってしまったのが「反則級の時間巻き戻し能力」でしたが、イノセンス解除で回復無効化の反則回避条件は外れて居なかったようで安心です。
私、ミランダさんにはあの置時計を背負って戦う位のド根性をコッソリ期待していたんですが、そんな無謀な話はあるワケなく。
イノセンスは縮小化され円盤状の“刻盤(タイムレコード)”として右肩にセットされております。
使用時には、ジャケット腕部に取り付けられたレールを伝って手元まで滑り降りてくるという、無駄にカッコイイ仕様。
いっその事、この円盤をチャクラムの如く飛ばして攻撃すると、良いんじゃないかと思います。でもミランダさんの事だから、うっかり取り損ねてブックマンのちょんまげ部分をカットしちゃうとか。仲間も危ない諸刃の剣。

「時間回復(リカバリー)」と命名された能力でございますが、解除すると発動中に受けた傷・元々ついていた傷がダブルで襲ってくる代償付き。
『巻き戻りの街』の時は対象が「街」という固定された物でしたが、対象が移動する場合はどうなるんでしょう?
船だけ、元あった場所に戻っていったりするのかしら?便利すぎる故、気に掛る点の多い能力です。

ラビって、女性に優しいタイプではないのねと。沈み行くミランダさんを助けろと言われて「えー!!」と不満タレたり。
ジメジメしてるリナリーに「いい加減にしろよ…。」とキレてみたり。てっとり早くボインちゃんに惚れっぽいのは、単に観賞の対象として好きなダケなのねと。


***カイン***
扉絵で総帥のポジションを再確認。
やっぱり、このオッサンはお笑い担当で間違い無いんだ。

カインに於ける、ハァハァ3兄弟の生き残り、イルパとヤンはいきなり撃破されておりました。
うん。こいつらだったら、この扱いでも納得できるから不思議。次兄・ヤンさんは殆ど「アァ、そうだな…。」という台詞だけで通した猛者だった…。どんなキャラだったのか?と聞かれたら「アァ、そうだな兄者。」としか答え様が無いんだから、これはもうキャラ立ちが成功していると言えない事も無い。
見せ場のバトルシーンを端折られたヨウガイさんには、ちょっとカワイソウな出来事ではありましたが、とりあえずメイファちゃんは大丈夫みてぇなんで、よかった。

そして、我等が総帥にもツイに活躍シーンが!と、思ったら自分の戦闘よりもむしろ「萃魄機道士」とはなんたるや?という説明に終始。裏方に徹する、縁の下の力持ち的な何かが、総帥の総帥たる由縁なのかも知れません。
ギレイ副将軍の鬼傀は足に仕込まれていた模様。ヨウガイと微妙に被るんだけど、威力はギレイの方が数段上っぽいですね。足から衝撃波が出てるし。
総帥の能力は、例の尻からジェットが全てのようで。尻からジェットで超加速が可能。華麗に舞って敵を翻弄しますか。
蝶のように舞い、蜂のように刺す、華麗なるオッサン機道士ですか。いかつい外見とミスマッチで、イイ。
どうせなら、もっと総帥の活躍を拝みたかった気もしますが、それをメインに持ってきては裏方嗜好のポリシーに反するのでまぁいいか。

カインvsティエンは、期待していた「トリッキーなバトル」に、多少なりとも立ち返ってくれてよかった。
最初は何がどうしてティエンがダメージを受けたのか判らなかったのですが、何度か読んでやっと理解。
ティエンの周囲に萃魄を無数に散りばめて、一斉に磁力で吸引したのね。それで周りの瓦礫が一気に集中、ティエンを押しつぶした、と。
金物以外も引き寄せていたものだから、何が起こったのか良く判らなかったのです。ティエンの体内に萃魄を混入させ、それを一気に引き寄せたのかと思ったのです。
3回目でやっと理解できました。理解力ゼロ。
でも、最初から持っているステータスで勝負してくれると、嬉しい。

そして、ビジュアル面に大きな課題を残していた必殺技・「破傀掌」がパワーアップして帰ってきました!
その名も「破傀閃」。掌のような巨大な光で敵を貫く…。今までに比べれば、格段に見た目が良い。それだけで充分です。
次号、いよいよ決着が着くと思われますが、どう頑張っても後味の悪い結果になるしかないこの勝負。
せめて、最後にティエンが正気に戻る…位の救いは欲しい所なんですが…。キレイにまとめてくれると期待します。



次号、テニプリで重大発表!
実は、某サイト様でその内容を聞きかじったのですが、ホントにたまげる発表です。
でも、このご時世ならなんでもアリかな?と、思わせます。あーもう、早く明日にならないかな?>
コメント (8)
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