幾らなんでも…此れってアリですか？

店番しながら…パソコンでフリーセルして遊んでいました。
そしたら、携帯が鳴る…ハイハイ、何方？
携帯をオープンして…名前を見るっ！
ゲッ！お嬢様だよ～っ！
とうとう、あの世から電話掛けて来たか…(違)
直ぐに、お姉ちゃんだとわかりましたが…でもねぇ、ビックリするよ。
会社の名義で契約しているし、携帯に電話しても、出ないと会館に転送するようにしているから…と、この前にお姉ちゃんが言っていたので…。
お嬢様の携帯には、私の携帯番号が登録されているから、いつも店に電話掛けて来ていたお姉ちゃんが、考えたのでしょう…。

で…ハイハイ、
『毎度…ビックリするよ～』
家の方にビールの配達ですか…毎度アリです♪

いつもの通り、配達です…。
家の方にビールを納品して…冷たいのを持って来たので、冷蔵庫に入れますよ。
ついでと言っちゃぁ、何ですが…お嬢様を祀っている中陰棚に手を合わす。
にこやかな遺影です。
『ご機嫌に遣ってまっか～♪』
遺影に向かって話しかける…無言で笑っている。
合掌して、帰ろうとすると、お姉ちゃんが…引き留めて？？？
『○○チャンの部屋、見ていく～？』
へっ？専務の部屋ですか？また如何して？
其処は、仏間の隣の部屋…玄関からも近い部屋で…ベットが置かれていて…ホンで？
えっ！
ベットの足元の壁には…一面に…大きな、大きな…お葬式の時に掲げられていたお嬢様の遺影が…貼られていますよ…(涙)
一昔前の、アイドルのポスターを壁に貼っているかの如く…。
いや、其れよりも大きな遺影です。
微笑んでいる遺影ですが…かえって、不敵な笑みですよ…。
…悪いことでけへんなぁ(苦笑)
…そうそう、ズット睨まれているからね(笑)
しかし…すごいですよ…。

やっぱり、お嬢様は永遠ですよ…(汗)