ｄｂ１タイミングベルトテンショナーのベアリング交換

先日タイミングベルトを交換したｄｂ１、

ベルトテンショナーのベアリングに　回が悪い物がありましたので交換しました。

ドゥカティ高崎に聞いたところ、ベアリングがシャフトにシッカリ圧入され、

外すのも圧入も結構大変・・・・との事、

ベアリングは、ネットでＮＳＫ　６２０１ＤＤＵ（接触型ゴムシール）純正と同じタイプを購入。

普通ベアリングは、油圧プレスを利用したり、加熱して圧入取り外しますが・・・・

使用するベアリングは接触型ゴムシールタイプなので、加熱は難しく、

今回　逆の方法（冷間圧入）で行なってみます。



テンショナーベアリングの外側にＣクリップが付いているので外し、
　
外したベアリング付テンショナーを冷凍庫へ放り込み３０分～１時間冷やします。
（この時　裸のまま放り込むと　嫁に叱られるので袋に入れて）



キンキンに冷えたテンショナーにギアプーラーを取り付け、外していきます。

レンチを回すと　少しづつですが、ベアリングが抜けていきます。

ベアリングが外れたら、テンショナー部は再び冷凍庫へ・・・・・



今度は新品ベアリングを圧入、ベアリングが常温なのでこちらの方が楽に入ります。

キッチリ奥まで入れたら　Ｃクリップを取り付け完成、



ベルトのテンション調節をして、今回の交換は終了です。

かなり専門的な作業なので、一般的ではないですが・・・・・

こんなメンテも可能と言う事です。

注意！

知り合いのバイク乗りさんから、

「交換したベアリングには、耐熱性の高くないグリスが使われているので、

注意が必要」との指摘を受けました。

耐久性に問題が出る可能性があるので、

気になる方は　純正ベアリングを使用してください。

ご指摘　ありがとうございました。